あらすじ
この人を愛してはいけない
偽りの結婚なのに旦那様が甘すぎる!
王宮が目を付けた優秀な魔砲士×第五王女の身代わりにされた薬師
第5回ムーンドロップス恋愛小説コンテスト最優秀賞受賞作
〈あらすじ〉
「僕が欲しくなってきた?」葡萄色の髪を持つ薬師ウィーティスは、同じ髪色の第五王女を留学先から連れ戻すまでの間、王女の身代わりとして魔砲士ゼアと結婚するよう王宮から命令される。ゼアは不慮の事故で目を傷つけ、しばらくの間“色”でしか相手を識別できないのだという。「ゼアを絶対に愛してはいけない」そう契約して彼と暮らし始めたウィーティスだったが“夫”は魅力的な人物で――。
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呪弾を受け一時的に髪と肌の色でしか人を認識できなくなった魔砲士のもとへ、身代わりの花嫁として送り込まれたヒロイン。
平民を見下す王家のやり方には閉口するが権力者たちが醜ければ醜いほど、ヒロインの純真さが眩しく映る。
目が見えなくても心が求めた唯一無二の女性。個性豊かな霊銃魔銃にも嫉妬するヒーローの一途さもとっても素敵。
コメント欄を見ると評価がはっきり分かれていたが、私は大好きな作品でした。
私も面白かったです！
両極端に割れた評価に迷いましたが、受賞作だし、思い切って紙書籍を購入。
スチームパンク、初めて読みましたが、違和感や矛盾を感じる事なく、この世界観を楽しめました。
展開も、スピード感があってドキドキ！
逃亡時の緊迫感や漂う悲愴感に思わずうるっときたり。
オープニングの、一見ずさんな身代わり作戦も、ずさんだからこそ、王家の恐ろしさを際立たせていました。
入れ替わり時、ヒーローが違和感を感じようが、そんなものは瑣末な事、降嫁の事実が重要なんですよね、怖〜！
いや〜、一気読みでした、楽しかったです。
応募要項に制限のある中、よく纏まっていたと思います。
Rシーン、もっと減らして、あの世界を活かせるエピソードに替えてもらっても、私はOKです！
若しくは、2人が想い合うまでの心の変遷を、もっと掘り下げたものとか。
また次回作も期待してます！
私は好きですね
私はライトノベルも好きなので、話の魔包士という面白い設定内容は大好きな部類ですね。もっと続きがあり、2部作、3部作が出ても読むと思います。
一巻で設定を詰めすぎた感はありますしTL要素は少なめかもしれませんが、ライトもTLも好きな方にはなかなか楽しめるかと思います。個人的にはですが。
葡萄色
面白かったです。
ヒーローもヒロインも魅力的だし、ＴＬっぽくない世界観もかなり練り込まれていて、読み応えがあって楽しかったです。
二人がまぐわうシーンはかなり濃密で愛情に溢れていてそこも良かった。
