あらすじ
働く場所に縛られない,新時代の仕事の教科書
「自分は在宅勤務には向いてない」
「見られてないとサボってしまう」
「新人は対面じゃないと育たない」
「ウチの職場には馴染まない」
そう決めつける前に,正しい工夫と努力をしませんか?
10年以上,大企業でもフリーランスでもテレワークを実践してきた著者が,持てるノウハウを集大成。
オンラインでもオフラインでも生産性を上げるのに必須のスキルと身につけ方を教えます。
ロジカルコミュニケーション
セルフマネジメント
ヘルプシーキング
クリティカルシンキング
チームビルディング
プロジェクトマネジメント
ファシリテーション
ITスキル/リテラシー
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
リモートワークの仕事術やTipsなど枝葉の内容を扱う本ではない。リモートでのコミュニケーションをスムーズに進めるための論理的思考(ロジカル、クリティカルシンキング等)や、セルフマネジメントの工夫など、もっと仕事の本質的な面について触れた本。企業・組織内で働く人にも、フリーランスにも役に立つ。
自己開示の工夫として、自己紹介シートを作るというのは早速やってみることにする。
Posted by ブクログ
テレワークを定着させるための必要スキル8つ
会社はテレワーク 0.5になる
テレワークについて属人的と考えていたが
組織でテレワークを目指すヒントがいっぱいありました。
例えば、
相手の状況が見えないと、聞いていいのかどうかモヤモヤしてしまっていたところ、だからこそ相手の時間を過剰に奪わないロジカルコミュニケーションが必要という回答、なるほどと思いました。
また、副題がキャッチーで分かりやすい!!
・ロジカルコミュニケーション
→離れている相手とのコミュニケーションを効率化する
・セルフマネジメント
→自分の「勝ちパターン」をつかんで実践する
・クリティカルシンキング
→言語化・構造化し、相手の頭の中に同じ絵を描く
勉強になった箇所
・テレワーク利用を阻害する要素の調査結果
・相手の状況が見えにくく、わかりづらい。だからこそ、相手の時間を過剰に奪わない工夫が大切
・見えない結果、「マイクロマネジメント」に走りがち
・生産性を高めるという目的のため、インプットを減らすことが正当化されがち。その結果、職場がギスギスしていく。余白をうまく活用して良質なアウトプットを作る
・仕事を「5つの要素」に分解し 目的や成果物 イメージなどを事前に景色を合わせしておく
・相手と自分の「期待役割」お互いに合意できている
・ヘルプ シーキングしやすい環境も重要。そのためにリスペクティング「10の具体行動」で助け合える組織を作る
・物事をMECEクリティカルに整理するための四つの観点
・面のバリエーションを作る
・チームビルディングのための自己紹介シート
・コマンド選択「たたかう」「にげる」「じゅもん」「どうぐ」「ぼうぎょ」
・ファシリテーション、間を置いて話す
・従来のビジネスマナーを強要しない。スーツ着用が絶対、顔出し必須など
Posted by ブクログ
読み終わって、副題が「テレワーク&オフィスワークでなめらかに仕事をするための8つのスキル」であることに気づいた。
働き方改革が、新型コロナの感染拡大で、テレワークを一気に加速したので、テレワークのやり方だと思って読んでみたが、8つのスキルは、どれも仕事の基本。
テレワークだからと言って特別なことはなく、仕事の基本ができていれば、テレワークもオフィスワークもなめらかにできる。
8つのスキルを持てない人が、テレワークは、効率が悪いと言っているだけなんだろうな。
CCF(結論を先に言う)、そして、NLC(ナンバリング)から実践だ。
Posted by ブクログ
リモートワークをうまく乗りこなすためのノウハウ集といった趣のタイトルと帯だが、例えオフィスワークしか選択肢がない環境であっても有用な一冊。
クリティカルシンキング、チームビルディング、プロジェクトマネジメント、ファシリテーションなどいついかなる局面であってま必要なスキルがコンパクトに解説されている。そして、読み進めるほどに裏に潜む「リモートワークだからうまくいかないんじゃなくて対面のコミュニケーションが仕事の進め方の粗を隠していただけなんですよ」という主張が顔を出してくる。
(きっと沢渡さんは長い時間軸の中で忸怩たる思いをしてきたのだろう、最終盤ではそのやるせなさが爆発しているように感じる。)
ノウハウ集のようだが、その実いまの私達がPoint of No Returnに来ていることを諭す思想書であると私は受け取った。
Posted by ブクログ
他の作品もそうだけれども、この著者の本は、業務効率化と言うお題がそうなのかもしれないけれども、やはりどこかでちょっと聞いたことがあるようなことが多くてね。
後はそれほど期待せずに読んだ。
とは言え、これでは感想にならないので
出社前提の時代から、リモートとのハイブリット、あるいはフルリモートの働き方が出てきているのだから、新しいスキルを身に付けましょうと言う趣旨で書かれている。とは言え、リモートにのみ通用するスキルではなく、これまでの出社全体の時以上に1人になってくるようなスキルを漏らさず書いたと言う印象が強い。
その中で印象に残ったのは、自分の仕事の種類に応じて、出社日リモートか涙はどの時間帯が1番パフォーマンスが出やすいのかを意識しておくと言うこと。
言われてみると、自分ももうかなりの年数回8行目携わっているので癖なり、時間ていうのも出てきているはず。いちど書き出してみようなと。
ほか、気に入ったフレーズは成果重視より変化重視。
細かいところだが、出社は悪でリモートこそが好ましい。働き方、みんな妹に収束すべきと受け止められ来れない表現もあるのは多少気になった。