あらすじ
「偽りだろうと関係ない…あなたは大切なお姫さまだ――。」
後宮で姫君の身代わりとして、演技をし続けていた璃都。
しかし、ついに皇帝陛下・翠漣にも璃都の正体がバレてしまった――。
璃都は護衛・蒼焔と計画していたことを翠漣に伝えるが、
後宮の権力者・皇太后の呪いを受けた翠漣の身体はすでに限界。残されている時間はわずか。
一方で蒼焔も、禍々しい大きな龍を従えた皇太后と対峙し大ピンチ!!
三人を襲う過酷な試練。
そして凛翠国を救うカギは、璃都の過去と妃としての選択――!?
麗しき皇帝と最強の護衛、演劇少女。
三人の恋と運命の物語、ついに閉幕――。
堂々完結の第5巻!!
感情タグBEST3
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本当に壮大なスケールで、絵もきれいで細かなところまで描き込まれた良い作品でした。
とはいえ、このエンディングは、きれいにまとめてファンタジーとしてはありなのでしょうが、うーん、どうなんでしょう。
三人の関係をうまくまとめたとはいえ、このあとの皇帝と妃の関係は成立するのかしら。
さすがにおとぎ話や寓話でも、少しほろ苦い思いをするか、あるいは別の出会いを設定するか、かと。
ということで、その点だけ★マイナス1です。惜しかった。