【感想・ネタバレ】ケイの凄春 大合本1 彷徨・可憐 編のレビュー

あらすじ

傑作時代劇コミック『ケイの凄春』が大合本となって登場!(1~3巻収録)
春まだ浅き北国街道、松代通り須坂に近く……背中に大きな傷のある謎めいた武士、ケイがとある大名主の家に転がり込んだところから物語は始まる。愛する者の影をまっすぐに追い続け、命すら惜しまず彷徨するその人生はまさに”凄春”───。小池一夫と小島剛夕による時代劇画の超大作を大合本に! 二人の巨匠の手で精緻且つダイナミックに描ききられたケイの生き様をとくとご覧あれ。

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文字通りの純愛

半世紀も前の作品である。小池一夫 / 小島剛夕 の組み合わせというと、まず「子連れ狼 萬屋錦之介」を連想してしまう。子連れ狼と同じ劇画風の粗くて太いタッチであるが、描かれている内容は今から半世紀もでも珍しかっと思われる純愛ものである。
哀しいまでの主人公の純愛と殺伐とした画風が妙にマッチしている。

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2024年03月01日

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