あらすじ
財力でもない、容姿でもない。今、男の「品格」が問われる時代がきた! 品格とは何か? 美学である。美学とは何か? やせ我慢である。やせ我慢とは何か? 遊び心、ゆとり心である。だが今、日本の男には、遊び心の欠けている人が多いようだ。本書では「遊び心」をテーマに、仕事、家庭、恋愛、趣味、美学、人生観など、さまざまな角度から、男の生き方、あり方というものにアプローチした、現代を生きる男たちにぜひ一読してほしい「男の生き方論」の決定版。この国を元気にする一冊!
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Posted by ブクログ
■出世とは「世に出る」ことである
書籍「男の品格・川北義則著・PHP研究所刊・223頁」から。
正確には「出世とは地位や身分が偉くなることではなく、
『世に出る』ことである」と書いてある。
私たちが、異動・昇級の時期に
「あの人は、出世が早い」という表現を使うが、
実は階級があがり、給料が上がるだけ。
「世に出る」機会がなければ、それは出世ではなく、
単なる「昇給」に過ぎない。
そんなことを感じさせられた、フレーズとなった。
言い換えれば「世に出る」ことは、
どの地位・身分でも、当然誰でも出来ることになる。
仕事の分野でも、趣味の分野でも、何でも構わない。
世の人に評価され、有名になることによって、
周りから「出世した」と言われるのだろう。
しかし現実は「世の人に認められる」ことは一番難しい。
やはり、自分の信じた事をコツコツ続けていくことしか、
我々、凡才には認められる方法はないかもしれない。
「誰もが出来ることを、誰もが出来ないくらい長く」
これは、私の生き方の基本でもある。