あらすじ
近年、企業・組織や社員一人ひとりが個々の「社会における存在意義」である「パーパス(Purpose)」を見つめ直し、再定義する動きが見られます。組織と個人、両方のパーパスが重なったとき、社員の幸福度は増し、生産性も高まります。では、パーパス・ドリブンな組織をつくるにはどうすればよいのでしょう? 本書では発見・共鳴・実装というプロセスに分け、その実現への道のりを示します。
【目次】
はじめに
第1章 パーパスとは?
第2章 パーパス・ドリブン・経営
第3章 パーパスの発見
第4章 パーパスの共鳴
第5章 パーパスの実装
第6章 パーパス・ドリブン・経営を実現する企業事例
巻末資料
おわりに
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
パーパステーマにした本はこれが初見。社員個々が同じゴールをみて自走できる組織づくりには、組織と個人のパーパスの融合が不可欠。
個人のパーパスの見つけ方から組織のパーパスの繋げ方、また企業事例もあり実際に取り込めるイメージが持てる一冊。チームマネジメントの立場でもいち社会人としても組織で働くことの幸福度をあげてくれるヒントになるのでは。
Posted by ブクログ
パーパスの基礎的な部分から、実装に至るまで概要が分かる良書。
初心者用だと思われ、簡単なところから説明がありがたい。さらっと目を通しておくとパーパスの全体像がつかみやすくなる。
特に実装部分のインタビューが豊富。日本企業のケースも載っている。
パーパスは発見するもの(作り出すものではない)、そのプロセスを減ることでメンバーの共鳴を得やすいという部分はわかりやすい(3,4章あたり)
まずは個人のパーパスをつくって、会社パーパスと共鳴させていくという点は自社にも是非とも取り入れたい。