あらすじ
一代で世界の松下電器を築き上げた松下幸之助。その人間観・経営観の根底には、つねに「素直な心」がありました。この素直な心こそが、何ものにもとらわれない心で、強く正しく聡明な人生の歩みを可能にするものである。では、素直な心を養い、高めるにはどうすればよいのか?本書は、著者の長年の体験と鋭い洞察から生み出された、素直な心になるための貴重な指針の書。発刊以来約30年、いまだ読者の支持を集め続けている“松下哲学の原点”がここにある!
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Posted by ブクログ
幸せの追求に相応しい考え方、態度、行動、その根底をなすのが素直な心である。素直な心とは、とらわれのない謙虚なもので、物事の実相をつかむ力を養うことができる。
本書は素直な心の内容、効用、弊害、実践について記されている。
現状にとらわれず、常に何が正しいか、何がのぞましいか私心なく考え続けることが要点である。非難したり憎んだりせず、感情を遣わず、和して穏やかに淡々と生きることの大切さを著者は教えてくれた。
Posted by ブクログ
松下幸之助さんの作品は好きで色々読んでいた中で手にとった一冊。多少理想論にすぎるところはあるけれども、このような心構えで仕事に臨めるようになれればどんなにか素晴らしいだろうと思った。出来る限りこの精神をまねできるように努めていきたいと思う。