あらすじ
北の港町。焼肉屋で働いている肉子ちゃんは、太っていてとても明るい。キクりんは、そんなお母さんが最近恥ずかしい。肉子ちゃん母娘と人々の息づかいを活き活きと描いた、勇気をくれる傑作。
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Posted by ブクログ
とても良かった。最初は容姿でバカにされる人の話かと思ったら、肉子ちゃん底なしの明るいキャラで、読み進めて行くうちに、どんどん好きになった。
Posted by ブクログ
西加奈子初読み。
読み始めは「なんだこの人」だった。
思ったことは全部口に出し、人を疑わず、騙されてもまた信じる。現実に目の前にいたら、たぶん疲れる。そんな肉子ちゃんに振り回されながらも、冷静にツッコむ喜久子との掛け合いが心地よかった。
物語は派手な展開よりも日常の積み重ねが中心で、途中は「そろそろ大きな転が欲しいな」と思いながら読んでいた。それでも読み終える頃には、その積み重ねこそが肉子ちゃんという人を好きになるために必要な時間だったんだと感じた。
喜久子の言葉借ります。
「人の子供育てて、糞男に騙されてばっかりで、子供を押しつけて逃げた人までかばって。貧乏で、服もダサくて、太ってて、不細工で。肉子ちゃんみたいな馬鹿にはなりたくない。でも、大好き。」
この「でも、大好き。」の一言に、この作品のすべてが詰まっていた。
あとがきで東日本大震災とのつながりを知ると、本編の見え方が変わる。あのあとがきまで読んで、この作品は完成するんだと思った。
評価が高い理由を、読み終えて素直に納得できた一冊。
Posted by ブクログ
一生懸命で、いつも明るい肉子ちゃんがとにかく愛おしい。肉子ちゃんを見ていると、人から愛される秘訣は全部晒し出す正直さと素直さなんだと思う。人に弱みを打ち明けることは難しいけれど、自分に嘘をつかず、背伸びをせず、常に等身大の自分で生きていきたいな。
震災の話が出て来たところでは思わず泣いてしまった。
常に優しくて温かい、大好きな一冊。
Posted by ブクログ
きくりんんんんん!!!きくりんをまるっと愛でたいよおおおお!立派だよ本当に小学生とは思えない。肉子ちゃんときくりんの出会いのシーンを読んでるからちょっと悲しいというか心配になっちゃったけど、入院シーンは涙涙涙、、、!!大人になったきくりんの話を見てみたい。きくりんも肉子ちゃんも愛しい!!!読めてよかった!!
Posted by ブクログ
なんか柔らかい気持ちになる
キクリンは肉子ちゃんに育てられたからこんな優しいわけじゃん
それを見て私も、人に悪意を持たない母兄に育てられて、基本的に他人は優しいものと信じられている、もしかしてめっちゃ恵まれた環境で生まれ育ったのかもな…?って初めて思った
「お好み焼き男。」
「何それ、怖い話?」
くそうけ