【感想・ネタバレ】フリードリヒ大王 啓蒙君主のペンと剣のレビュー

あらすじ

十八世紀なかばに、オーストリア、フランス、ロシアなどの大国を相手に七年戦争を戦い抜いた小国プロイセンの王フリードリヒ。彼は戦略の大家であると同時に、ヴォルテールを師として詩作に耽り、自らフルートを奏でる芸術家でもあった。しかし、彼にまつわる諸伝説の多くは、プロイセンがドイツ帝国となった十九世紀に成立したものであった。本書は、歪められた虚像の奥から、啓蒙君主の魅力的な人間性を引き出す試みである。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

フリードリヒ大王も興味ある歴史上の人物。啓蒙君主としてよりも7年戦争などの戦いの歴史に興味があったけど、この本に取り上げられているような文学などに関するものも面白いな。フリードリヒ大王の父親のフリードリヒ・ヴィルヘルム王も面白い人物。ケチで嫌われた君主だけどしっかりフリードリヒの戦争を支える土台をのこしてるし。王たちのエピソードも面白いな。大学時代以来の再読でほとんど覚えてなかった。皇帝のほうのフリードリヒ2世にもほんの少し触れていたんだな~。

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2025年09月29日

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