あらすじ
ある日、貧乏な地方伯爵家の令嬢ソフィアのもとに、王太子の花嫁選考会への召喚状が届けられる。
結婚も社交界にも興味のないソフィアだけれど、貴族の令嬢という立場上仕方なく選考会に参加することに。
嫌々ながらも準備を進めるが、とあるきっかけで知り合った男性に一目ぼれ。その相手が当の王太子だと知り、俄然やる気がわいてくる。
選考会が行われる王都に着くと、国中から集まってきた花嫁候補者たちは早くもバチバチと火花を散らしていた。
その様子を見て尻込みしてしまいそうになるソフィアだったが、持前の頑張りで一次試験を無事に合格!
王太子と念願の再会を果たすのだけど……。
※電子書籍版だけの書き下ろし番外編を収録しています。
感情タグBEST3
わくわくしました
貧乏な貴族の令嬢と王子の恋というよくある設定ではあるけれど、王子が変身できるとかヒロインが王子を王子と認識できないというのがちょっと滑稽でかわいくておもしろかったです。
悪役っぽいのが清々しいまでに性格が悪くて、ぎゃふんと言うシーンがこんなに待ち遠しいこともそうそうないと思いました。
とってもおもしろく、まだまだナゾがいっぱいなので続きが楽しみ!
まだまだ
前編のため、まだまだ色々なことが中途半端なままです。後編に期待です。ヒロインが誤解したまま話が進んでいるので、そこもどうなるのか期待しています。
匿名
王太子の花嫁選考会
領民に尽くし過ぎて、貧乏になっている伯爵家の令嬢のソフィア。
貧乏な故に、王宮へ登城するための経費節約のため、病弱ということにして領地にこもり、伯爵令嬢らしくない地道な生活を送っている。
アレコレ事件が起こる花嫁選考会の様子と、無くした記憶の中の出来事の謎。興味深い小説です。
匿名
安心
三沢ケイ先生のお話は毎回ほっこりさせていただけるので、安心して読めました。一途な王子様の正体が早くわかって欲しくて、ハラハラドキドキしながら一気に読み進めました。