【感想・ネタバレ】文豪はみんな、うつのレビュー

あらすじ

文学史上に残る10人の文豪――漱石、有島、芥川、島清、賢治、中也、藤村、太宰、谷崎、川端。漱石は、うつ病による幻覚を幾多のシーンで描写し、藤村は、自分の父をモデルに座敷牢に幽閉された主人公を描くなど、彼らは、才能への不安、女性問題、近親者の死、自身や肉親の精神疾患の苦悩を、作品に刻んだ。精神科医によるスキャンダラスな作家論。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本の文豪10人が患ってた精神の病気について述べた本。
偉大な作家は精神的に追い詰められてたんだな、と改めてわかった。なんとなく知識としては知ってたけど、専門のお医者さんである筆者が分析しながら語ると説得力が違う。表紙が結構かわいいので、かるーい本かと思ったらちゃんと分析してある本で、読み始めはびっくり。
宮沢賢治は、仏教に傾倒していて、童話も書いて、農業の発展に尽力してっていう、穏やかな人ってイメージがあったので、躁うつ病で奇行もあったと知って、一番印象に残った。

0
2022年03月13日

「ノンフィクション」ランキング