あらすじ
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太平洋戦争中、足が悪くて徴兵されなかった若者、周平さんは、一人で灯台を守る仕事をしています。ある日、彼のもとに、若いむすめがやってきて、自分は周平さんに命を助けられた鳥で、周平さんにお礼を言うために、海の神さまに人間の姿に変えてもらったといいます。二人はやがて仲のいい夫婦になり、幸せに暮らし始めますが、戦争の影がしのびより……。あまんきみこの平和への深い祈りがこめられた、美しく悲しい愛の物語。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
なんとも切なく悲しいお話。
何も悪いことをしていないのに、ただ幸せに暮らしていたのに、死を選ぶしかなかった。
それが戦争なのだとしたら、私はやっぱり戦争は嫌だ。
Posted by ブクログ
あまんきみこさんのやわらかい分が大好き
これは切ないなあ
ご自身の経験からやはり戦争について書かずにはいられないとおっしゃっておられた
鳥になるしかなかった二人が幸せでありますように
≪ 灯台の あかりも消えて 悲しみが ≫