あらすじ
「今年も一歳、年を取った。自分は何歳まで生きられるのだろう」
――限りある人生をより豊かに生きるために、
ケンブリッジ大学の人気哲学者と旅立つ“知の冒険"
「死にたくない」
「長生きしたい」
これは、人間だけが抱く"特別な感情"です。
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なぜ人類は、驚異的なスピードで発展をとげてきたのか。
文化・芸術から医学や遺伝子工学に至るまでの最新の知見を編み上げて人類史の壮大な謎に挑む。
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コロナ禍のもたらした「生命の危機」―
それを原動力に、我々は、驚異的なスピードでのワクチン開発・医学の進歩を実現しています。
人類の進歩の裏側には、いつも、「死にたくない」「長生きしたい」という願望がありました。
古代エジプト時代から今に至るまで、
人類は何を恐れ、何を原動力として
科学技術や都市、文明を進めてきたのか。
イギリスの人気哲学者がひもとく、
「不死」への本能的な願望と
人類の知の進化の物語。
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Posted by ブクログ
不死を追い求める人類。エジプトの王も始皇帝もそうだった。そのシナリオを「生き残り」「蘇り」「霊魂」「遺産」と4つの人類の歩みとして講義する。
しかし、どれも充分な答えを得られない。
最後に「知恵」のシナリオが登場する。
先人はすでに答えを見つけていたらしい。
「ギルガメッシュ叙事詩」「旧約聖書」エビクロス派、ストア派、道教、仏教にちゃんと記されている。
今を精一杯生きよう。他人に感謝をして。それこそが不死なんだと。