あらすじ
「旦那様を躾ければ良いのよ。上手に、こちらの望みを聞いてくれるように」──とある事情から男嫌いで有名な伯爵令嬢のルルティアは縁談の全てを片っ端から拒否し続けてきた。しかし、ついに両親から「望む相手がいないなら縁談を進める」と言われ咄嗟に幼馴染みの名前を上げてしまう。爵位のない次男のジオレイドとの結婚を両親が許すはずもなく多少の時間稼ぎになるかも──と思った目論見とは裏腹に彼との婚約はトントン拍子に進んでしまう! 後戻りできなくなったルルティアは友人の言葉を思い出し、結婚するなら『理想の夫』としての振る舞いを彼に求めることにしたけれど……あれっ? これって私のほうが『理想の妻』に躾けられてない?
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理想の幼馴染
この作者さんの書くお話が好きな人には、好みの話だと思います。幼馴染み同士が結婚する、ヒーローできる男、ヒロイン意地っ張り、貴族社会の面倒くささ…男前な令嬢も出てきますね。とにかくヒーローがいい男です。小さい頃から変わらずずっと自分を守ってくれるなんて、理想ですよね。
匿名
タイトル
タイトルにあるヒーローを「躾ける」描写は、無かったように感じられました。ヒロインの一人称の語りが多くて、彼女の日記を読んでいるような感覚でした。身内に起こった出来事が原因で男性不信になってしまったヒロインが、唯一 心を許せる男性が、幼馴染のヒーローだという設定が、良かったです。
ほのぼの
どちらかというと、あまり内容に変化なんかはないんだけど、ヒーローandヒロインの一生懸命で相手のことを大切に思っているところが要所要所に出てきてほんわかキュンキュンするお話でした。
特にヒーローのさりげない行動がたまらなく好きだなぁ〜
匿名
幼馴染みものが好きですが
幼馴染みものが好きな理由はヒーローが幼い頃からヒロイン一筋で身体の経験もヒロインとしかない設定が多いからです。たまに幼い頃からヒロインを想いながらも経験は他であるというガッカリさせられるヒーローがいますが。この作品のヒーローは随分手馴れてたけど、どうなんだろ。
幼馴染みもの
大好きな幼馴染みモノでした。
ヒーローはヒロインを手に入れるために努力しましたが、ヒロインはそれに気付かず結婚。男性嫌いなヒロインは唯一嫌悪感を感じない幼馴染みのヒーローを実は慕っていたと気付くまでがジレジレでした。ヒーローは結構分かりやすく攻めてたのですが笑
ただ当て馬の侯爵令息がどうしてそこまでしてヒロイン若しくは王子に悪意を持っていたのかが分からなかったです。