【感想・ネタバレ】企業価値向上のための 経営指標大全のレビュー

あらすじ

48の重要指標と31の厳選ケーススタディで語られる、会計をめぐる知的興奮の書。「売上高営業利益率50%」のキーエンスによる販管費を下げる2つの強みとは。みずから外資の子会社になってまで成長を追い求める日本ペイントの執念。「経営指標」には経営者の創意工夫と試行錯誤がつまっている!

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Posted by ブクログ

帯にあるような「知的興奮」はなかったけど、、、
財務会計の本は新書でサラッと済ませるか、財務会計のゴツい本を読むしかなかったけれど
企業価値を専門家でなく知るという立場に立った場合の本がなくて本書がまさにジャストミート。

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2024年06月01日

Posted by ブクログ

2023年6冊目。満足度★★★★★I

本書は著者が日本企業の持続的な成長、企業価値の向上を願って執筆したもので、企業価値向上のための代替指標としての経営指標の活用法について、50の指標と内外企業の31のケーススタディを通して、深い内容を極めて平易な説明でまとめた本となっている

私(元銀行マン)は業務を通して、企業の財務諸表を日常的にチェック、また、個人投資家としても毎日決算短信を見ている

そのため、幅広い業界の企業を「外部」から見ることには慣れているが、本書を通して読むことで、企業「内部」における経営指標の活用の意義や難しさなどが改めてよく理解できた

本書には、日本やアメリカを代表する企業が多く登場するので、企業の実務者だけでなく多くの個人投資家にとっても非常に示唆に富む内容となっている

非常にオススメです 滅多にない星5つ付与

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2023年02月13日

Posted by ブクログ

著者がEV-KPIペンタゴンモデルと定義する10の経営指標(ROE/ROA/ROIC/EVA/売上高成長率/売上高営業利益率/EBITDAマージン/EPS成長/FCF/DEレシオ)を31社の実例を基に解説。各社の経営戦略に対してどういう視点でどの経営指標を採用しておりその意図は何か、具体的例示を持って説明されており分かり易い。財務指標比較という観点ではややファジー、例えばROIC=NOPAT÷(有利子負債+株主資本)と定義せず分子のNOPATを「各社によって算入項目が異なる」としてしまったり、良くも悪くも個別具体的になっており大全ではない気もするが、経営指標と経営戦略の整合性を理解するという点では興味深い本だ。

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2023年04月26日

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