あらすじ
実家にて父と再会し、強さ以外の大事なことを教わった三田。自分の道を模索して“大人”への道を歩み始めた三田が、最後に向かい合うのはやはり大黒愛護学園の学園長・大渋一二三で…!? “大人”と“子ども”の狭間で揺れる超少子化時代の近未来SFサンタクロースヒューマンドラマ、最終巻！
...続きを読む
子どもはいつだって大人に守られるべき存在。でも、「大人」と「子ども」の境界線は曖昧です。
…なんだか奇妙な関係ではないですか？
2080年、日本。15歳未満の子どもの数は、人口のわずか0.1%になっていました。
大人は子どもに敬語を使い、彼らの寝食や教育は学校によって管理されています。
三田一重も、大黒愛護学園で保護される子どものひとりでした――雪が降るクリスマスに、同級生の冬村四織に殺されかけるまでは。
冬村は、突如行方不明になった親友の小野一会を見つけ出すため、三田に眠っていた「とある呪い」を利用しようとしたのです。
自分を信じる「子ども」の存在で力に目覚めた三田は、冬村とともに小野探しを始めたはずが、誰もいない教室でひとり佇む小野を見つけて…！？
子どもを守るための強大な力は、三田を迷わせ、傷つけます。
しかし、その葛藤を経て強くなる彼の姿は、「大人」の今に至るまでに私たちが悩んだ経験と重なり、愛しさや親しみを覚えるでしょう。
『BEASTARS』の板垣巴留先生、注目の最新作！
各話タイトルの美しさも必見です。
感情タグBEST3
サンダ！！
完結巻。
やっと読めました。
終わったんだな、と思って最終巻を買っておいて
なかなか読めませんでしたけれども
最初から読み直して一気に読んで
色々と思うところはあるとして、
ちょこっとぐったりしながら
私の中でのサンダ完結しました。
お疲れ様でした！
完結おめでとうございます！
三田とサンタの物語を見届けることができて幸せです。
最後の余韻まで最高でした
ありがとうございました！
Posted by ブクログ
超常現象が能力として使われている為
かなり勢いで進んでいく部分があったが
今作も王道の斜め上をいきつつ
板垣先生らしく色々あったあとにくっついての
一応のハッピーエンドだった。
いなくなってしまった人もいるのが悲しい。
Posted by ブクログ
「子供らしさ」と「大人らしさ」について、著者のシュールなタッチで描かれたバトル漫画。
中盤までは子供と大人の歪な対立構造にスポットが当てられており、「大人になること」を様々な視点で描いてることが本作の面白さだった。だからこそ、終盤にかけての来訪神の設定は本作にアンマッチだったように感じる。無難なバトル漫画になってしまった。
