【感想・ネタバレ】子どもの「読解力」がすぐ伸びる魔法の声かけ - 本は読まなくてOK! -のレビュー

あらすじ

読解力は国語の問題を解くためだけの能力ではありません。

人間のあらゆる能力の土台であり、これさえあればすべての教科で成績アップにつながる「魔法の力」なのです。

とはいえ「読解力って、たくさん本を読まないといけないんでしょ?」と思い込んでいる方もいるかもしれませんが、実はこれは大きな間違い。
読解力のための読書はまったく必要ありません。
家庭での日常会話をひと工夫するだけで、読解力はみるみる向上していきます。

大学入試でも読解力を求められる時代になりました。
本書で現代の必須スキルを手に入れてください!


【著者プロフィール】
石田勝紀 (いしだ・かつのり)
教育デザインラボ代表理事、教育評論家。
1968年横浜生まれ。20歳で起業し、学習塾を創業。
4000人以上の生徒に直接指導。講演会やセミナーを含め、5万人以上を指導。
現在は「日本から勉強が嫌いな子を1人残らずなくしたい」と、MamaCafe、執筆、講演を精力的に行う。
国際経営学修士(MBA)、教育学修士。
著書に、『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば』(集英社)ほか多数。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

数学教師をしていますが、読解力は本当に大切だと思い、読みました。
子どもが寝る前に毎日読み聞かせをしていますが、書いてあることを意識していこうと思いました。

以下、読書メモ

読解力が上がると自己肯定感も上がる。
読解力は情報把握力。
読解力のある子とは抽象度の高い子。
抽象度が高いと世界を広く見ることができる。
同じことや主張、本質が見抜ける。
具体的な問題を抽象化させ、ルール化やパターン化が自然にできる人が賢い。
読解力がない子どもに勉強は苦痛以外の何者でもない。
みんなと一緒では稼げない。
21世紀型スキルが求められている。
読解力は家庭で育むのが最も効率が良い
読書をすると読解力が上がるわけではない。
8種の多重知能の存在。
読解力は論理・数学的知能と関係がある。
「なぜ?」を考える時間を大切に。
家族の会話の中で「なぜ?」の議論。
読み聞かせを就学後もしてあげると良い。
聞く、話す、読む、書くの順。学校ではいきなり読む、書くが来る。
ただし、単に読むだけでなく質問を挟むこと。
正解がない質問を!
「あなたならどうする?」「どう思った?」
・読み聞かせ→問いかけ→今後の予想
マジックワード
・なぜだろう?
・どうしたら良い?
・要するにどういうこと?
・例えばどういうこと?
・何のためにだろう?
・でも、そもそもそれってどういうこと?
・もし、◯◯だったらどうかな?

5W1Hを意識させる。
統計データも一緒に見てあげる。

答えが出るかは問題ではない。考えることが大切。

難解そうな文章でも、一つの段落に言いたいことは一つ程度。

国語で使える!本質の見破り方!
・全体像を大まかに掴む。
・国語で答えとなるのは抽象文。
・学んだことは説明できるようにする。

0
2025年07月09日

Posted by ブクログ

子どもの成長に合わせ読み返したい本。本を読んでいれば安心って、ある気がする。本を読めることと読解力は別物。読解力を身に付けるカギは会話。家庭でどんな会話をしたらいいかわかりやすい。一緒に勉強するとき(国語の問題を付くとき)の方法も具体的で、子どもが小学校低学年ぐらい(親と一緒に学ぶことに抵抗がない間に)になったらやってみようと思う。

0
2022年04月27日

Posted by ブクログ

以下、読書メモ

問題がたくさんあるから覚える範囲もたくさんではない

抽象力を伸ばそう

いっぱい覚えないといけないのではない

カテゴリーは同じなんだ

そのなかで方式を覚えればいいん問題がたくさんあるから覚える範囲もたくさんではない

抽象力を伸ばそう

いっぱい覚えないといけないのではない

カテゴリーは同じ

そのなかで方式を覚えればいい

仕事も同じ

狭い視野で一つのことにいちいち着目せず、

全体を見て物事を考えよう

子供にはあらゆることで

何でだろうね

と一緒に考える癖をつけよう

0
2022年03月08日

Posted by ブクログ

メソッドの部分は面白い部分もあったがそこまではずっと同じこと且つ表面的なことを言っている印象。
でも子どもが実際に国語でつまづいたらまた読み返したいと思います。

0
2025年03月08日

「学術・語学」ランキング