あらすじ
公爵家の一人娘フリーデは、宰相である父によって未来の王妃になるべく気高く完璧な令嬢として育てられた。初めて夜会に出た日、王太子へのアプローチがうまくいかず一人で落ち込んでいたところを、名も知れぬ青年に見られてしまう。「つらい時は、泣いてもいいんですよ」誰にも見せられない弱い姿を知られたうえに、初めて人から優しい言葉をかけられて、戸惑うフリーデ。しかし彼――サイラスはフリーデを拒絶した王太子の秘書官だった。対立派閥にもかかわらず、突然現れては気にかけてくれるのはなぜ? フリーデが心を揺さぶられるなか、父が急に別の縁談を申しつけてきて!?
※サイン版との重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
王道恋愛小説。
前作読んでいるので時系列が分かっていて読みやすい。前作は夏の舞踏会までダラダラっと説明っぽくて辛かったけど今回は知ってるからね、舞踏会まで耐えるよ!
前作は女性としての自立、自分の在り方がテーマだったけど今回は自分の立場や家族からの自立だったのでより恋愛小説として楽しめました。
そして王太子、この後1年以上恋を実らせた側近を横目に悶々としなければいけないのですね。
御愁傷様です。
本編よりも良い
王太子〜の方も悪くはないし、どちらもヒーローは脇役に思えるほどヒロインの物語感があって良いけど、こちらの方がドラマチックで泣ける。とにかくヒロインが良い。
でも両方読むなら先に本編を読む事をオススメ、後に読むと事情はわかっていても「ああ、あの王太子ね...」って思ってしまいそう。
強くあろうとするヒロインが好きです。何度も泣かないように我慢しているシーンに切なさを感じました。そしてヒーローも身体能力の高さやキャラも魅力的でこのヒロインにはお似合いだと思いました。一気に読んでしまいました。素敵な作品に出会い幸せな時間でした(^^)
よかった!
けど、タイトルが合ってないかな。
とってもカッコいいヒロインでした。
ヒロインの決意表明⁈で終わるラスト、いいですね!
しかし前半のヒロインは、読んでいて辛かった...
辛い立場で、よく耐えました。
ヒーローのヘルプも多少ありましたが、これは、自分で人生を切り開いたと言っていいんじゃないでしょうか?
面白かったです、オススメです。
元になった作品は、あの男装の文官令嬢とか。
面白いのかな?
此方がすごくよかったので、読むのが怖いな〜⁈
こっちが良い!
前作からのスピンオフ。前作でも気になってたフリーデ公爵令嬢とサイラス秘書官のお話です。断然、前作よりこっちのほうが面白いです!
なんといってもフリーデが良いっ!公爵令嬢としての矜持を持った賢く凛とした女性だけど、サイラスの前だと、泣き虫な可愛い女の子になります。このギャップにやられます。そして、公爵令嬢として生まれ、家のため与えられた使命と、自由に生きたいという葛藤に悩む姿に何度もホロリとさせられます…。
いいなぁ、この娘。ホントにこういうタイプのヒロイン大好きです。
欲を言えば、サイラスの存在が少し薄いかなー。フリーデがすごく活躍するから。もうちょっとサイラスも活躍して欲しかったし、サイラス側の心情ももっとあれば良かったなー。
でも、全体的には満足!良い作品です!
タイトルとは違う?
タイトルが振り切るのは難しいとあったので追いかけられる話と思ったのですが…実際は追いかけてますよね?
あと神出鬼没とあるけどずっと見張ってて現れてるよね?
女側から見たら突然現れた感じだからその表現なのかな?
タイトルと表紙から想像していた内容じゃなかったけど後半はスピード感があって一気に読めた。スピンオフなんですね。読み終わってから知りました。本編は…もういいかな。