あらすじ
やるべきことが山積みで、頭の中はいつもごちゃごちゃ。不安と焦りで心に余裕がない。そんな人のために、5万人を変えた習慣化のプロが教える、頭と心を整え、自分を回復する技術。自分を深く知り、シンプルに生きるための書くメソッド。
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Posted by ブクログ
【手に取った理由】
瞑想には興味があり、若干やってみたが、私には難しく、効果を感じられなかった。(やり方がまずいのだろう)また、日記を書いてはいるものの、日々の記録をダラダラ書くだけなので、「意味あるのか?」と感じていた。そんな私に「1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される」という文句が刺さったのだろう。
【学び】
・ツァイガルニク効果とは、達成できなかったことや中断していることを、達成できたことや完成したことよりもよく覚えている現象。
・本音の言葉は、完成して湧くのではなく、最初の言葉が呼び水となって、徐々に深い部分から湧き上がる。表面に出てこない、無意識化に眠る深い価値観や本音を引き出す作業がセルフトーク、深い対話。手を動かし、書くことが大事。
・自己対話と行動の習慣化以外に、自己探求の近道はない。
【実践】
実際にデイリー・ジャーナリングを始めてみた。これまでは、夜、疲れながらも、少しでも良いからと、一日を振り返って日記を書いていた。字もヘロヘロで、後から読み返す気にもならなかった。しかし、夜ではなく、翌日の朝、昨日の行動を思い出しながら、タイマーセットしつつ放電ログ、セルフトーク、充電ログ、セルフトークを繰り返すと、すんなり習慣化できた。放電ログがワンパターンで、数回のセルフトークで、改善ポイントが見つかった。要は心の持ちようなのだと、気づかされる。充電ログ後のセルフトークで、若干、救われた気になる。充電ログもワンパターンなので、自分の単純さにも気づかされる。始めて1週間で、少しずつ、放電ログが減ってくる。心が整いだした。なんて簡単な俺…。
【これから】
まだ、マンスリー・ジャーナリングまでは定着していないが、振り返りながら、本当に自分がやりたいこと、なりたい自分を探していきたいと思う。
内省と行動の循環により、改善・進歩を続けことが大切というのも、納得。もう少し、ましな自分に、なれそうな気がする。
【感想】
「人を変える力は願望にある。最も深い願望から運命は形作られていく。この願望に気づくことができれば、自分らしく、豊かな人生を手に入れることができる。」に共感。これまでも自己啓発の書籍は読んできたが、初めて、実践して効果を感じたかもしれない。私にとっては、非常に良書であった。
Posted by ブクログ
本書からピックアップ。
“●書くことで自ら気づくオートクライン効果→
①瞑想1分:いまここ
②放電ログ3分:一日で自分の心のエネルギーを下げた出来事
③放電セルフトーク4分:今何が一番嫌なのか、つらいのか、
④充電ログ3分:一日で自分の心のエネルギーを上げた出来事
⑤充電セルフトーク4分:いま一番良いと感じていることは何か
●書く片づけ
・好きか嫌いか
・やりたいことか、すべきことか、
・のるかのらないか
・楽しいかつらいか
・ワクワクするかしないか
・自分に合っているか、合っていないか
・心の底から深く求めていることか
●習慣化の法則→
絞る:習慣は一つにする
絞る:5時に起きるためには何をするか、など行動ルールを決める、センターピン行動
下げる:ベビーステップ小さく始める
●自己対話と行動を循環させて習慣にする
●書く習慣の5つの進化プロセス
俯瞰、最適化、自己洞察、真の望み、日々進化
●習慣化のコツ:ベビーステップで始める、タイミングを決める、最高最低の基準を作っておく”