あらすじ
糖質制限、カロリー制限、野菜だけダイエット、ファスティング、一日2食以下、激しい運動……。
どれも「一時的には」やせたけど、結局、リバウンドしてしまったあなたへ。
従来のダイエット法では、やせるために以下のどちらか2つのアプローチを取るのではないでしょうか。
・食べる量を減らす(摂取量を減らす)
・運動をする(消費量を増やす)
しかし、これが実は人体のメカニズムから考えて間違ったアプローチなのです。
人が食べ過ぎてしまったり、代謝が悪くなって太りやすくなる本当の原因は「脳」にあります。
この根本の原因である「脳」にアプローチせず、表面的に摂取量を減らす、
あるいは消費量を増やすアプローチはいわば対症療法にすぎません。
人の脳には本来、食欲と体重が上がり過ぎないように、自動調整してくれるホメオスタシスという機能があります。
「食べる量を減らしても、運動量を増やしても、すぐリバウンドしてしまう」という人は、
この脳のホメオスタシスが機能不全を起こしているのです。
そして、生理学、栄養学、心理学の観点から、この「ホメオスタシス」を正常に機能させるのが、
本書のメソッド「食欲コントロール法」です。
「食欲コントロール法」では、食べる量は変えません。
なぜなら、食べる量を減らすような無理なダイエットは、「ホメオスタシス」に悪影響を与えるからです。
そうではなく、むしろ「ホメオスタシス」は、
食べるものの質や食べ方にほんの少しの工夫をするだけで、正常に働き出します。
「デブ脳」が、本来あるべき「やせ脳」に戻るだけで、ただやせるだけでなく、「ずっとやせた状態でい続けられる」。
いますぐ「食欲コントロール法」を始めて、二度と太らない体を手に入れてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人は本来太らないように出来ているらしい。ホメオスタシスが正常に働けば自動的にやせる。
そのためには自律神経を正常に働かせることが大事。栄養素をきちんと摂ってストレスはためない。
バランスよく食べる、寝る、適度な運動、禁止はしない(禁止はストレスを生むし、脳は禁止されたものに執着する。)
なので、ダイエットの常識と言われていた、カロリー制限、糖質制限は、NGだそう。
代謝を正常にする水1.5リットルは飲んだ方がいいらしい。
やせる=食べないではなく
健康的に食べること、自分の体の性能を信じて、体の声を(自然な食欲)きくこと大事だったのだな。
そのほかにもダイエットの常識を覆すこんなメッセージが面白い。
・体重計はかかと落としでこわせ。(一喜一憂はストレスの素)
・お酒好きなら飲んだ方がいい。さらに飲む前におにぎりをたべるのがおすすめ(禁止はストレス。飲みすぎない食べすぎないためにおにぎりが効く)
・スクワットは一日一回(習慣をつくるには少しずつ変えることが大事。脳は極端な変化を嫌う)
Posted by ブクログ
ダイエット大全とこちらの本、内容はほぼ同じ。こっちの方が読みやすい。
食欲は意思ではコントロールできないもの
ホメオスタシスがうまくわーくしていれば太らない
食事を制限するのではなく食欲をコントロールする
自律神経とホルモンが大事
ストレスたまると食欲あがる
Posted by ブクログ
なっかなか落ちない体脂肪の原因は、自分の場合自律神経に原因があるようだ。そしてそれはひとえに睡眠不足からきているのだろう。なかなか改善しようとしてもできないでいるけれど、ともかく今年はやってみよう。そしてホメオスタシスを活躍させて、10%台にしたい。
Posted by ブクログ
食欲や代謝をコントロールしているホメオスタシスの機能が壊れるから太るのだと。
この本ね、ちょっとずるいところがあり、食べるスピードを遅めて、よく噛んで、睡眠時間を確保をおこたらなければ、そんなに量食べてないのに満腹になります。満腹なのに太らないの出来上がりなんです。
ターゲット層が女性なので鉄分不足には〔レバー〕がよいとかハチミツがよいとか女性に喜ばれそうなことばかり書かれてた。
食事には体の栄養を満たすだけでなく〔心を満たす〕という役割もあるという言葉が素晴らしい。