【感想・ネタバレ】くじ引き民主主義~政治にイノヴェーションを起こす~のレビュー

あらすじ

民主主義=選挙とは限らない。そして、選挙による「代表制民主主義」は、政策実現までの「時間的制約」、有権者と議員との「格差」といった欠点をもつ。21世紀に入って、世界中の市民が自国の政治家や政党を信頼しなくなってきている今、先進国の政治不信は過去最高の水準に達している。選挙によらない民主主義の形態を歴史的に振り返りつつ「くじ引き」の可能性を示す本書は、傷ついた民主主義をアップデートする希望の書である。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

くじ引き民主主義は結論を出すことではなく、国民同士の対話や熟議の機会を提供することにこそ、その真価がある。
本来、選挙とロトクラシーでは選挙に分がある部分も多いが、投票率が低下し、容姿やイメージ先行で投票される今日では、ロトクラシーの方が有効なことがある。
問題は、ロトクラシーの責任を誰が負うかだ。

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2022年01月04日

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