【感想・ネタバレ】死ぬことと見つけたり(上下)合本版(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

常住坐臥、死と隣合せに生きる葉隠武士たち。佐賀鍋島藩の斎藤杢之助は、「死人」として生きる典型的な「葉隠」武士である。「死人」ゆえに奔放苛烈な「いくさ人」であり、島原の乱では、莫逆の友、中野求馬と敵陣一番乗りを果たす。だが、鍋島藩を天領としたい老中松平信綱は、彼らの武功を抜駆けとみなし、鍋島藩弾圧を策す。杢之助ら葉隠武士三人衆の己の威信を賭けた闘いが始まった。 ※当電子版は新潮文庫版『死ぬことと見つけたり』上下巻をまとめた合本版です。

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ネタバレ

つくづく残念・・・。

隆慶一郎氏の著作は素晴らしい作品ばかりなのですが(当然本書も!)、もう一作の、『花と火の帝』同様大変残念な事に《未完の絶筆》なのです。
元々は映画の脚本家として活躍された方で、小説家デビューの時点でそれなりの御歳でしたが、早逝された為に本当に愛読者としては残念至極な事なのです。

この点は大事な事なので、敢えてここでお知らせいたしました。未読の方は『影武者徳川家康』等から読まれることをお奨め致します。

#アツい #感動する #カッコいい

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2024年05月04日

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