【感想・ネタバレ】夢を売る男のレビュー

あらすじ

『永遠の0(ゼロ)』の百田尚樹、大暴走!!
書き下ろしは、出版界を舞台にした掟破りのブラック・コメディ!

◆あらすじ◆
敏腕編集者・牛河原勘治の働く丸栄社には、本の出版を夢見る人間が集まってくる。
自らの輝かしい人生の記録を残したい団塊世代の男、スティーブ・ジョブズのような大物になりたいフリーター、ベストセラー作家になってママ友たちを見返してやりたい主婦……。
牛河原が彼らに持ちかけるジョイント・プレス方式とは――。
現代人のふくれあがった自意識といびつな欲望を鋭く切り取った問題作。

「知っているか? 現代では、夢を見るには金がいるんだ」

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Posted by ブクログ

ネタバレ

小説に対してズバズバと切り込みながらも仕事に対しての本質についても深く描かれている作品だと感じました。表層と深層どちらも丁寧にかかれていて小説でありながら小説ではない気がしました。

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2025年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

敏腕編集者である主人公が働く出版社で、本を作りたいと頼みに来る客に対して、言葉巧みに言いくるめたり、嘘をついたりして騙してボロ儲けする物語だった。
客の性格を話し方や原稿で判断し、それにあったセリフ(マニュアル)で騙しているのに驚いた。
また、売れる本の条件、制作された本がどのようにして本屋に並ぶのか、印税のしくみなどについて知ることができた。
実際に、そのような詐欺をしている出版社があるのかなと本気で思った。

0
2023年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

軽快で読みやすい本です。

自費出版やそれにまつわる黒い話は自分も聞いたことが有ります。
夢とは、本とはなんなのだろうとちょっと思ってしまいました。
出版業界のことも垣間見えて興味深いストーリーです。

クリエイターとは常にいろんな場所でいろんなものと戦っているのだと
思わされました。

0
2016年11月26日

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