あらすじ
世界が絶賛!
150万部の超ベストセラー!
山口周氏、樺沢紫苑氏、尹雄大氏、大推薦!
4年連続、ドイツ国内ノンフィクション部門売上1位!
150万部の超ベストセラーがついに上陸!
ドイツで最も著名な心理学者による、心の奥底の「無意識のトリガー」にまでアプローチする方法。
「自分が抱える本当の問題」を解決すれば、
人間関係のトラブル、引っ込み思案、傷つきやすさ、人間不信、孤独…すべてが解決する!
丁寧なレッスンで、人生を確実に変える本!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
かなりの良書。
ポジティブな日向子とネガティブな影子、人間には2つの側面があって、それぞれ幼少期の養育者の影響を受けている。
特に影子について、丁寧に自己分析し、どんな傾向で出てくるか知り、優しくいたわること。
すべての人間関係や捉え方は、ある意味自分次第。
ポジティブもネガティブも相対化・客観化して、特にネガティブが現れたとき、それを誰かにぶつけるでも、自分に向けるでもなく、ただただ労る。
(怒り・不安は野生で生きていくには必要な感情だったけど、いろいろなもので守られているいま、それが必要な場面は少ない)
少し楽に生きれるのでは?
あと、専門領域の本なのに、わかりやすいし、訳が読みやすかった!
Posted by ブクログ
子ども時代の経験が現在の行動に影響していると考え、その頃の自分を分析し、対話をしながら本当の自分を取り戻すための方法論が書かれている。子ども時代の自分を傷ついている「影子」、陽気な「日向子」にわけ、自身の行動が「影子」と今の自分の一体化によって、人生で行き詰まることがあると書かれている。それを解決されるためになぜその行動をするのか深掘りし、本当に必要なことは何かを分析しワークをしていく。
いくらみんなに褒められても、いくら仕事でうまくいっても自信がなくいつも不安な自分がいた。変えたい、癒されたい、助けてほしいと思い、カウンセリングや本を読んでもしっくりこずこの本を読んで少し腑に落ちることが多々あった。
これからもっとワークを続けていく必要があると思っている。ただ、ワークの方法は自分なりで良いと思っている。ある程度「影子」という存在がわかったことで、なんとなく原因がわかったから。そして私の育った環境であれば現在の自分の防衛戦略としてあり得ることが良くわかったからだ。自分だけではないと。それを元に悩みを深掘りし、それを客観視していく方法でやっていこうと思う。
それによってもう少し生きやすくなるといいなぁと思う。そして周囲に対しても本当の意味で思いやりを持てるといいなと。
自分に対し悩みのある方、日々考えを深めようとするきもちがある方にお勧めします。
Posted by ブクログ
前半は眠くなってしまったので飛ばし読み。
後半の内容は面白くて「あーあるある」「これやってみようかな」というものもあった。
(若干ネタバレ?)
影子と日向子という、自分のなかのポジティブとネガティブを擬人化して見ることで、大人な自分と不安や執着を切り離し、メタ視点で自分を認識することが自己理解に繋がるという話は色々な心理学の本を読み齧って来たけれども、あまりない切り口だなと思った。
一貫していなくてわかりにくかっ
自己評価が高い「日向子」、自分を守るまでに自己評価を低くする「影子」、そこに客観的な視点を持つ「大人の自分」。自己の内面を3つの視点から説明。影子が出てこないように自己を高めるように工夫。一方で日向子も影子も喜ぶようなことも必要と説く。自分の内面の感情に気付くことの必要性も説く。結局は、感情の苦しさからの開放だけの視点で、影子、つまり生きる苦しさをどう捉えるのか、私は理解できなかった。