【感想・ネタバレ】言葉の園のお菓子番 孤独な月のレビュー

あらすじ

二十六歳で職を失い、亡き祖母の縁で連句会・ひとつばたごに通いはじめた一葉。書店員の経験を生かし、自分にできること、自分にしかできないことを探しながら手探りで働き始めるなか、連句メンバーから意外な仕事の打診を受け……。
ひとりひとりの心を映した言葉と言葉が響き合い、連なり変化していく連句のように、人と人が、想いと想いが、仕事と仕事が繋がり、その先の道へと光を放つ――。
別れと出会い、悲しみと喜びが静かに心を満たし、前を向く勇気をもらえる感動の人気シリーズ、待望の第二弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

一作目より、面白く感じた。
連句会、ひとつばたごに集う様々な人達。そのつながりの中で、主人公の一葉は亡き祖母に思いを馳せ、生や死について考える。仕事の面でも一葉にとってうってつけの話が舞い込み、そこにも祖母の縁がちらほら。もっと祖母と話をすれば良かったという後悔は、私にも身に覚えがある。

連句会メンバーのダンナさんが亡くなるというエピソードは、当事者、周りのメンバー達の心の揺れが丁寧に描写されていて、しんみりしつつも静かな感動を覚えた。
ひとつばたごができた経緯も明らかになって、登場人物達により感情移入できるようになったけど、けっこうな人数いるので、この人は何だっけ?と読み返す事も度々‥。ミステリーによくある、人物紹介のページがあったら助かるなあ。

あと、物語の中に出てきた和菓子の一覧表があったらなお良き。

0
2024年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めてかと思ったけど、ところどころ覚えがあった。読んでたみたい。
つながり、人と人がつながっていく。それがいいなと思った。
あ、連句もつながりだ、と、あらためて思った。
全体がふんわりとやわらかい雰囲気に包まれてる。

私の想像力の問題だろうけど、連句仲間の数人がどうも覚えられない…。この人がどの人だっけと。うむ。

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2024年05月18日

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