あらすじ
映像業界の異端児は、どこへ向かうのか――。
ネットファースト展開というビジネスモデルでエンターテインメント業界へ風穴を開け、既存の慣習を壊しながら驚異的な成長を遂げている、米動画配信大手ネットフリックス。『ハウス・オブ・カード』の成功から、2019年には『ROMA/ローマ』でアカデミー賞を受賞。日本でも『全裸監督』や『愛の不時着』で話題をさらった。オリジナルコンテンツでヒット作を生み続ける彼らの、独自の戦略と流儀とは何か。その全貌と裏側に迫る。
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Posted by ブクログ
ネットフリックスの強さは
①製作費に莫大な予算を投じていること
②テレビを介さず自らが直接消費者にコンテンツを提供するために早い段階で多言語を扱っていたこと
の2つがあげられます。
自分達のコンテンツを視聴してる一番の層をどこにするのか、どこにしたいのかを明確に掲げ、そこに対して魅力的なコンテンツを打ち込んでいきます。
クリエイター勢にとっては本気で作品を作ることができる良い環境だと思いました。その反面、テレビ業界は廃れ、今やネットが主流の時代になりました。今はまだ過去の遺産に頼ってますが、あと10年もすれば優秀な人達はテレビを去り、クリエイター個人インターネットで展開してくことが日常となってきます。
そう考えると、昔は強かった企業を相手にするビジネスはリスクが大きいのかなと思いました。むしろ、自分がターゲットに向けて直接商品・サービスを提供することが一番の勝ち筋なのかなと感じました。