あらすじ
作家デビューの試練を乗り越えた神宮司桜子は、「星読み」に改めて向き合う決意を固める。
決断に迷ったり、進路に悩む人たちの心を整える手伝いができればと思った桜子は……。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
思い込みで大学時代に告白された彼女を振ってしまう高屋さん。きちんと話し合う重要性を教えてもらったけど、自分は小さい頃から親の顔色をみて本心を言えずに育ったので今だに言えずにいる。
占いに束縛をいやがるとあり当にそれだ。何やってるの?と言われるのがすごくイヤで毎日会うのもイヤだった。自分の感情と向き合うことなかったのでこれからの人生、自分磨きに趣味に様々なことを自分に合った生き方をしていけたらなぁと思う。
言葉の魔術を楽しみました
朽木さんが三波さんと高屋くんの話に さりげなく割り込んだり 学生時代の薫子さんが高屋くんに掛けた言葉が 新鮮な驚きでした😉
みんな頑張って生きているんだね✨と想う話の数々に心が洗われた気がします。
人付き合いが苦手で 普段の会話すら身構えてしまうけど、マスターや柊くんの言葉が魔法を掛けてくれた気がして同じ本を読んで感想を伝え合う楽しさに幸せな気持ちになりました。
身近に本が。
本が好き。ジャンルを問わず多く読んでその世界の中に入り込む、空想の世界。
だけど確かにある世界。
心が満足できる、そして望月先生の持っている世界観が、映像のように流れて来る。出会えて感謝です。
Posted by ブクログ
巻数を重ねるごとに好きになっていきます。
高屋の昔の恋人や同級生とデートをしてみる桜子。
ルナノートで特集する第5ハウスで紐解く恋愛の傾向をテーマに話が進んでいきます。ついついスマホでホロスコープを検索してみたり。
難しくて覚えていられませんが、柊君のわかりやすい解説や解釈に引き込まれます。
Posted by ブクログ
これまでの2作より、なんか面白かったし、桜子ちゃんも悪くなかった。ハウスの話はよく分からんが、こういう話はどう自分にプラスになるように考えるかだよなあ・・・
Posted by ブクログ
雑誌ルナノートの次回企画を巡り、イベントを行う過程でおこる恋愛模様。桜子に告白する同級生、それを知った高屋や柊は?柊がルナノートの配信イベントに参加などなど。恋愛と占い満載の巻でした。高屋の大学時代が少し盛り込まれていました。
中学生以上向けだけど、小学生にふさわしくない表現はなし。
Posted by ブクログ
桜子は同級生に告白されて初デートの後、何故か違和感を感じた。同居人・高屋の雑誌でオンラインイベントがあり、覆面参加をしてみる事に…
告白してくれた須賀は良い人ではあるけれど、異性に慣れていない所為で、マニュアル通りの行動が裏目にでてしまうのは仕方なかったかもしれないですよね。相手が桜子だったから尚更それが当てはまらなかったのかもしれないですし。
高屋も高屋で、元カノと別れたキッカケが自分に自信が無かったからってのも解らないでもないです。東大に入った3パターンも納得でした。
少しずつ高屋と桜子の距離が縮まってきたかな?と、言う所ですね。
Posted by ブクログ
同じ作者の満月珈珈琲店シリーズを読み始めた時に自分のホロスコープを調べてみたので、手元で自分の星は…と、見ながら読むのが楽しい。
色んなジャンルの本を読んでいるつもりだけど、奇しくも5ハウス牡牛座のおすすめ通りに、レストラン(というか食べ物やさん)舞台の小説が大半を占めている我が本棚。
偶然か、星の導きか…。
単なる食いしん坊だと思っていたのだけど(´⊙ω⊙`)
Posted by ブクログ
「京都船岡山アストロロジー」の3冊目。
今回はズバリ、恋×占星術といったお話で、桜子が告白されるは、高屋の元カノ(?)が現れるは、三波と朽木はまあそれなりだが、相笠先生と柿崎は不穏になるは、といった具合でかまびすしい。
今回の占いの中心は、ホロスコープにおいて意味を持つ12等分された部屋の内、恋愛・娯楽・趣味等を暗示する部屋、人生を豊かにするという“5ハウス”。
私は占いについてはあまり興味がないのだが、5ハウスについて掘り下げられた内容はうまいこと話の流れに嵌っていたようには思えた。
高屋の元カノ(?)の話は紆余曲折あって面白い顛末だったが、桜子のデートの様子や高屋への感情のもつれはちょっと底が浅い感じ。
出張の電車の中で読んでいる分には、まあ退屈しないでは読めた。
その内、高屋と桜子がどうにかなるまで、まだ続きそうだね。(と思っていたら、次巻は12月13日発売の予定らしく)