あらすじ
困って相談しても、警察は人が死ぬような大きな被害が出るまで対応してくれない――市民のそのような警察不信は根強いが、警察は本当に「事件にならないと動いてくれない」のか? 警察の表も裏も知り尽くした元警察官が、被害者の訴えを無視し続けて悲劇を招いた桶川事件や最近の太宰府事件を検証しながら、その実情を分析する。110番・相談・被害届・告訴など警察を動かすツールの使い方から、不良【ゴンゾウ】警察官にあたってしまったときの対処法まで、被害に泣き寝入りせず身を守るための方法も徹底レクチャー。
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Posted by ブクログ
事件でなければ動けません 困った警察官のトリセツ。古野 まほろ先生の著書。警察官にはいつも市民の味方、弱い者のの見方でいてほしい。困ったことを相談しても被害が出るまでは対応してくれないなら警察官は何のために存在するのかな、警察官なんていらないし必要ない、警察官はいるだけで一般市民に役に立っていない、警察官には不信感しかない、そういう気持ちになってしまう人の疑問に答える良書。不良警察官が排除されてまじめで一般市民の見方でいてくれる警察官が働きやすい警察組織であってほしいです。
Posted by ブクログ
まどろっこしい言い渡し、そして保守的、公務員と話してる様。
まぁ元公務員なのだからそうなってしまうのだろう。
後半は流し読みとした。
警察に関わったことのある人がおそらくかなり持つであろう、警察に対する不信感。何故警察にそのような不信感を抱くのか。漸く少し理解できた。
Posted by ブクログ
私はこういう賢い人が好きなので苦にならないです。しかし、こういう言い回しが好きではない人も多いのも知っています。著者は知識がありすぎて、そして説明しなければ、念のためにと思うところが多すぎます。したがって、著者の説明しようとする「世界」についての前提知識がない人には読みにくいと思います。幸い、私はそれがあるため苦になりません。