あらすじ
キングの再生体が連邦情報局に強奪された! 連邦は魔法惑星・ボンジュイの秘密を手に入れたいのだ。己の中に本物の“彼”を宿すルウは困惑し――連邦の本拠地に乗り込んだのだが!?
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Posted by ブクログ
ケリーさんおかえりなさいな回。
どうやって復活したのかまではわからないくらいちょこっとでしたが、復活してよかった。あとは奥様が蘇ったら万々歳です。
ダンが受け入れられるのかは別として。
ルゥは色々ちょっかいを出しているから顔が広いですね。最終的に今までのひとたちと集まって仲良くわちゃわちゃしてほしいです。
Posted by ブクログ
ジンジャーが死ぬ直前、ケリーは彼女を冷凍睡眠させることにしたのは知っていた。
彼女の病気を治す術が見つかるまで。
そして彼は海賊をやめて、巨大企業の経営者としてその後の人生を送ったことを知っていた。
そして今、ケリーが死んで5年。
実はジンジャーが復活するタイミングで、自分も甦る手立てを極秘で進めていたことがわかる。
クーア財団の誰も知らなかったことなのに、連邦情報局がそれを知ったのだ。
冷凍されたケリーの細胞と、記録されているはずのケリーの記憶(これが大事)を独占するために、クーア財団を出し抜いて連邦情報局がそれを強奪した。
それを知って取り返すために一人姿を消したルウ。
ルウを救出するために連邦に乗り込んだリィとシェラ。
そして復活したケリーの前に横たわる…。
ルウについては予測がつくけど、連邦の思惑が読めない。
うーむ。
Posted by ブクログ
この本はダンサイドの話と言っていいのかもしれない。
今までチラリと匂わせてあっても、謎だったルゥとダンの関係が明らかになり、ダン自身の背景と、その亡き妻の親族まで盛りだくさん。
……が、これがもうひとつの茅田さんの話に結びつくと分かった段階で、正直「んーんん……」と唸りました。
正直、描いている人たちの間に意外な関係が出てくることは、描いている間に出てくることがあるのは知っているし、作者すら「そうだったのか」と驚くことがあるのも知っているのですが、今回のこれは自然派生的な感じもしないし、最初のデルフィニアや他の話を考えた時からあった設定という風にも読んでいて思えない。
そう考えると、どーも作られた感じがして(私の勝手な思い込みだとは承知の上で)気になります。
話は勿論、面白いしSFの設定は子供の頃から馴染んできた雰囲気や匂いのするものなので、好きなタイプなだけに残念です。
この先読み進んでいて、これは必然なんだと思えるようになりたいと切に願います。
Posted by ブクログ
おっ、おかえりなさいー!! って言いたくなるようなラスト。
作者さんがこの巻までに海賊王が出せたかどうか怪しいって言っていたんですけど、出てこなかったら大事ですね。
いきなりクーア財団から大事なプラントが持って行かれてしまって大騒動になり、ルゥが慌てて返してもらいにきたけれど、逆にルゥがドジを踏んでしまって捕まっちゃう。
その反動で、海賊王が復活……。
ここから、スカーレット・ウィザード外伝みたいな流れになっていくので、本当に話と話が黒クロスする、みたいなのがダメな人にはオススメしませんが、スカーレット・ウィザードって、結局、どうなったの?! って続きが気になっている方にはオススメです。
どっちかっていうと、此処から先はスカーレット・ウィザードを補完する物語になるのかなあ、と思ってます。