【感想・ネタバレ】妖雲の舞曲 デルフィニア戦記11のレビュー

あらすじ

国王を人質にし戦端を開く──愚劣であるが確実な作戦をもってなお、戦には敗北した。デルフィニアの進撃を止めなくてはタンガ・パラストは滅亡する! 二国の王は恐怖した。大華三国の均衡は守られねばならぬ。かくして二国再連合と、スケニア、さらにファロット一族を巻き込んだ陰謀が始まった。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 国王を人質にしても、タンガとパラストの二国で攻め入っても、デルフィニアが勝利を収めた。

 負けてしまったパラストは、今度はタンガの誘いに乗ることにして、タンガはスケニアにも援軍を頼むことで、今度は三国で攻め入ろうという計画が浮かび上がる。

 そんな中、再び訪れた戦乱と戦乱の間の平和の中、再び、それぞれの恋愛話が動き始める。
 特にポーラをウォルの愛妾にしようとする動きは、ウォルの周囲の人間まで巻き込んでかなり大掛かりな仕掛けになっていた。
 そして、リィがポーラを説得しようとして出かけたところから話が更にこじれてしまう。

 それぞれが、それぞれの譲れないものを持っていて、それがぶつかり合って、こじれたりする……という流れになっています。
 ついにリィがウォルに三行半を突きつける、という驚愕の内容。
 あー……型破り夫婦もここまできたかあ……と思うのと同時に、リィがどんどん帰る段取りになっているなあ……というのをひしひしと感じます。
 残念だけど、これは最初から予告をされていたことだから受け入れるしかないのか……と思うと、とても残念です。

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2018年02月07日

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