あらすじ
人生の出来に才能は関係ない。
ベストセラーになった、通称「ビリギャル」著者・坪田信貴氏が、今こそ10代に伝えたい、熱いメッセージ!
やりたいことがなく、やる気も出ないという人が今すぐトライすべき小さな一歩とは何か。それがのちのち人生にどれだけ大きなインパクトを与えることになるのかを、多彩なエピソードで語る。
方法をまちがえなければ、誰でも成長はできる。
自分自身が想像もしていなかった未来を手に入れることもできる。
それなのに、トライもせずに、うまくいった人を横目で見ながら
「もともと才能があったんでしょ」
「そもそも地頭がよかったんでしょ」
などといじけるのは、自分がトライしないであきらめる言い訳を探しているだけ。
さあ、失敗上等!
「できない理由」「やらない理由」ではなく、
「やれる理由」探しから始めよう!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
やりたいことがなくても大丈夫なこと、10代を生きるにあたって大切にしてほしいこと、それがやりたいことを見つけることにもつながることを教えてくれる本。
アイデンティティは人間関係によって構築される話は印象的だった。
Posted by ブクログ
教育の本質は憧れ
憧れの大人がいない
やりたいことがない
若いうちは手持ちのカードが少ない
カードを増やす思考になれる
人のやりたいことを手伝う
結果でしか評価しない
でもやっぱり才能でしょ?病
なんで悩むかわかる?暇だからだよ
体験してないことで悲観する矛盾
常識は18歳までに身につけたコレクション
Posted by ブクログ
「ビリギャル」の著者がやりたいことの見つけ方を指南。見つけ方の設定方法が本質を捉えている。受験生など学生を意識しているが社会人も十分参考になる。
≪役に立ったキーフレーズ≫
・いきなり「やりたいこと」を見つけるのではなく、「できる」ことから始める考え方が重要。
・キャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。
・「ゼロか100か」で考えるから失敗が怖くなる。
・師匠を探す、完コピすることも重要。
Posted by ブクログ
やりたいことがない人のほうが成功しやすい理由の2つ目。それは、「自分がやりたいこと」より「人が求めていること」のほうが成功しやすい、ということです。
若い時期にこそ必要なのは、今持ってるカードのなかから無理をしてやりたいことを選ぶのではなく、まずは自分の手持ちのカードを増やしていくことだと思っています。大事なポイント「どうせ自分には無理」という固定概念に縛られないこと。
やらない理由を見つけるのは簡単ですよね。
もともとやりたいことがあったわけではなく、「自分のできること」から始めていって、自分の可能性を広げていっただけです。それによって、環境や人間関係が変わり、自分のやりたいことに気付くことができた。「まずはやりたいことを見つけなければいけない」と思うこと自体が間違っているのです。
今の自分とか、過去の自分は、どうでもいい。それよりも「未来の自分がどうありたいか」が重要で、それがすべてだ!
「結果を出す人」は「やり続ける人」
人に物事を伝えるうえで大事なことは、自分が何を言ったかではありません。相手にどう伝わっているか、それがすべてです。
「私は失敗などしていない。うまくいかない方法を1万通り見つけただけだ」
もしも、神様に必ず願いが叶う「プラチナチケット」をもらったらどうする?チケットに書いた願いは、どんなことでも叶えてあげると言われたら、何を願う?
「自分には夢がない」「志望校が決められない」と言っていた子どもたちが、さまざまな答えを出し始めるのです。この問いかけをする目的は2つあります。1つは、「自分にはどうせ無理だ」という枠を取り外すことです。もう1つは、自分んお価値観の方向性を知ることです。これを問うことで、自分が一番になりたいのか、楽をしていきたいのか、人を喜ばせたいのか、道を極めたいのか・・といったことがわかります。自分の目標を設定する方向性がつかめるようになるのです。
間違ったことや失敗したことをとがめても、そこからは何も始まりません。
管理職というのは、部署内の人間関係を調整したり、トラブルを解決したり、人を管理する仕事です。
一流の人というのは、何かをやろうと思ったら簡単に「できない」とか「無理だ」とは諦めません。何とかして「できる道」を探します。
成功している人や結果を出している人は、周りからどんなネガティブな話を聞かされても、「自分なら、どうやったらできるか」を考えます。そして目の前の「今できること」に集中します。まずは自分の可能性を信じることです。
Posted by ブクログ
まさにやりたいことが見つからないので、手に取りました。
若者向けに著者の熱いメッセージが込められています。
「やりたいこと」がない人については、
・そもそもやりたいことが明確にある人の方が少ないので大丈夫
・若いうちは手持ちのカードを増やすこと
・そのためには、今求められていること(できること)をやること
・「できる」⇒「勉強する」⇒「やる気が出る」⇒「やりたいことが見つかる」の順
・何事も無理と思わず、どうしたらできるかを考える
という感じのアドバイスがありました。
その他の章も含めぜひ悩める中高生に読んでほしい本です。
個人的に面白かったのは、日本の市場規模が教育産業全体では1兆円程度なのに、パチンコ産業単体で20兆円もあるというくだりでした。
家計に喩えると、子供の教育に10万円しか使わないのにパチンコに200万円使ってるようなもの……って想像すると笑ってしまいました。
教育産業は伸び代しかないかもしれません。