あらすじ
生きて戻れ――リィの言葉に送られて、シェラは北を目指す。ついに、ヴァンツァー、そしてファロット一族との死闘が演じられる時が来たのだ! 一方、シェラと別行動中、騎士団員千人の命と交換に虜囚となり、意識を無くした戦女神に、レティシアは微笑みながら歩み寄る。研ぎ上げた必殺の針を手に──
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Posted by ブクログ
やっぱり、前の巻の最後に出てきたのは、リィの相方、ルゥだった。
それよりさておき、まさかのリィが捕らえられて、城塞の中に幽閉される。
一方、シェラは自らの過去に決別を告げるため、ファロット伯爵の下へ向かう。
そして、道中、ヴァンツァーを倒し、ついに本懐を遂げる。
その後、リィの危機を知ったシェラ、ウォル、ルゥはリィを助けるためにボナリスへ向かうこととなる。
その際、ウォルは自分が国王であったら、リィを助けれるわけもない、とバルロに国王の座を押し付けての出陣である。
もうやることなすことめちゃくちゃなんですけど、それがウォルの魅力で、こんなウォルじゃなければ誰もついてこないんだろうなあ……と思うと、感慨深いですが、ここからラストに向かって駆け抜けていくだけだと思うので、しっかりついていきたいと思います。