【感想・ネタバレ】暗殺者の献身 下のレビュー

あらすじ

CIAの工作員となった元SVR(ロシア対外情報庁)将校のゾーヤは、ベルリンで民間情報会社を探っていた。だが、ロシアの殺し屋チームが迫っていた。任務に失敗したグレイマンは、愛する女性の危機を知り、病身を押してベルリンで殺し屋チームを撃退する。ゾーヤはザックの救出に赴く。グレイマンは民間情報会社の調査を進め、情報機関員失踪事件の裏に潜む巨大な陰謀を知る!白熱の冒険アクション小説。解説/真山仁

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いやぁ、面白い。

グレイマン、ハイタワー、ザハロワが勢揃い。あ、そこに、マットも来ました。

これだけ役者が揃えばね、大変なことになる訳です。しかし、テクノロジーの進歩は、テロ手法に進歩にもなると言う、悲しい側面も明らかになりましたね。こう言う手で来ると言うのは容易に予見されるのに、屋上でドローンが見つかる日本の首相官邸はなんなんだか。

和解したとみえていたCIAとグレイマンですが、和解したのはCIAではなくて、マットだったんですね。マットの左遷と共に、再びグレイマンは追われる立場になる訳ですが、物語的には、次もあると言う事で。

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2021年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻に続く下巻の舞台はベルリン。
本作は珍しく、冒頭に南米に行く以外はベルリンで終始するという珍しい作品。

下巻ではいよいよ民間情報セキュリティ会社を隠れ蓑としていた陰謀の全貌が明らかになり、ジェントリー含むCIAアセット3人が共同して、敵に立ち向かっていく。

本作は登場する勢力が多く、途中から伏線回収漏れや、組織同士の関係がぐちゃぐちゃになりそうなものだが、さすが。ちゃんと最後にはすべての伏線を回収して収まる。

今回はCIAの正規の作戦なだけに、読むほうも安心して読み進められるのが個人的には良かった。

最後の終わり方が気になるが、次回作にまた期待したい。

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2021年10月23日

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