あらすじ
鍼灸師の著者が描く、心ほぐれる鍼灸ミステリー、第2弾です!
新米鍼灸師の真奈が勤める鷹野鍼灸院は、院長の鷹野が往療に出てばかりで不在が多いため、真奈がひとりで切り盛りしている。
小児がん病棟で親子マッサージの講師をすることになった真奈は、病院である出会いをする「二人のクラウン」。
往療にやってきた真奈を待っていたのは、事故で四肢の麻痺した男を献身的に介護する妻にモラハラを繰り返す男だった。
しかし真奈は次第に違和感を覚え……「坂道に立つ女」。
鷹野の師匠であり元義父の法要に参加することになった鷹野と真奈。
10年ぶりに参加した鷹野だったが、会食の席で突如住職が倒れ……「師、去りし後」ほか全5話。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アップするの忘れてました。
サクサク読めるけど、
妻の不倫を許せない夫、
身元不明の痴呆老人など内容は重め。
鷹野先生にもっと登場してほしかったかな。
主人公だけだとちょっと苦手かも。
Posted by ブクログ
アイスマンについての大胆な解釈は面白かった。最期のおばあさんの話もいい話だった。全体的にテンポもよく楽しんで読める。これ読むと鍼灸に行きたくなるね。
Posted by ブクログ
・鍼灸院が舞台の短編集第二弾。いちおうミステリ?
・鷹野さんへの真奈さんの当たりが強くなったような。
・真奈が他者の人生に関わりがちなのに鷹野は批判的だ。
・鍼灸師のすべきこと、できることは?
・真奈のお節介さは変わらないし作品にとって必要条件。
・アイスマンの話が鍼灸って感じで舞台にそぐってた。
・真奈の性格も相まって基本的に人情話。
Posted by ブクログ
若い女性の鍼灸師にどうして探偵顔負けの活躍ができるのか、かなり都合の良い展開でしたが、その違和感を除けば物語の流れはスムーズで読みやすい。
通勤時の気分転換としては良かったと思います。