【感想・ネタバレ】鷹野鍼灸院の事件簿のレビュー

あらすじ

現役鍼灸師が描く、鍼灸×ミステリーです! 鷹野鍼灸院は院長・鷹野がほとんど不在のため、新米鍼灸師の真奈がほとんどひとりで切り盛りしている。ある日安産の灸を所望して、妊婦の史恵がやってきた。史恵との関係は良好に進んでいたが、ある日、史恵の旦那が施術を止めるよう怒鳴り込んできた。たまたま帰ってきて、史恵を見た鷹野は、ある可能性を見出し……。ほか、盲目の天才鍼灸師の隠された過去や、鍼灸業界の暗部など、さまざまな事件に挑む! 『このミス』大賞シリーズ。

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Posted by ブクログ

鍼灸がテーマで馴染みが薄いかもしれないが、とても読みやすくてすぐに物語の中に引き込まれました!!
鷹野と真奈のやりとりがおもしろく、鷹野の話の折りたたみ方も見事です。

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2014年09月28日

Posted by ブクログ

いわゆる日常の謎系の短編集で、鍼灸院にまつわるあれこれの謎がテーマです。謎とそれが解決に至る道が、さりげないながらもすごく深い。文章もうまくてテンポがいいので、密度はあるのにさらさらと読めてしまいます。
一応1年というくくりでこの本は終わってるんですが、続かないかなぁ。

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2014年08月01日

Posted by ブクログ

帯に「ツボから謎を解く」とある。私にはツボ自体が謎。
でも、普段あまり触れない世界、それこそ謎めいた世界を垣間見られた。おとぼけの院長と真奈とのがやりとりが面白い。

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2017年09月03日

Posted by ブクログ

なかなか楽しいライトノベル。こういう連作集って気楽に読めて好きです。ちょっと主人公、痛いところあるけど、それはまあご愛嬌ってことで。続編期待。

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2016年01月17日

Posted by ブクログ

鍼灸が好きである。
時々、全身鍼をしている。
知識は全くないけれど、
身体の中の血液だかリンパだか知らないけれど、
グルグル身体中を巡る感じが、大好き。

鍼灸院で働く新米鍼灸師の真奈の
お仕事ミステリーと言えばいいのかな。

最初のほう、この主人公が若いのに
とっても怒りんぼなので、残念だった。
いまからこんなに怒りんぼだと、
更年期にはすんごい怖いおばちゃんになってそう。

全体的には楽しかったので、続編がでたらまた読みたいなぁ。
鷹野先生は結構タイプだわぁ

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2015年07月02日

Posted by ブクログ

話の展開が面白くなって来た。鍼灸院の治療内容は、参考になるのと、次の会話は面白い。
p64
「愚者は人に教えたがる、賢者は人から学びたがる。シェークスピアの言葉だ。知っているか」
「シェークスピアのことばで?知りません」
腕組みをし、鼻の穴を広げて言う鷹野に、うんざりした気分で私は答える。
「他人を弟子役にして師匠ごっこをやりたがる人間なんて、ろくなのがいないってことさ」
「先生、たぶんそれ、シェークスピアじゃなくてチェーホフだと思います」
うっと声を詰まらせ、椅子からずり落ちそうになる鷹野に、聞き流してやればよかったかなと私はちょっと反省した。
p148
柔整とは柔道整復師、つまり接骨院や整骨院などで骨折や捻挫などの外傷を治療するための国家資格だ。


鍼灸院と言う特別な世界の舞台なのだが、何故だか話に吸い込まれて行った。とても面白いお話でした。

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2014年08月04日

Posted by ブクログ

鍼灸師が主人公。鷹野先生の洞察力と推理力が優れているのは分かったけど、肝心の治療技術については真奈の話と伝聞しか無く。鍼灸師の世界て村社会というか面倒そう。有名鍼灸師はだれかモデルがいるのかな。真奈と吹石の話は悪意がないだけに残酷。鷹野先生は真奈が好きなのか?チラチラ匂わせてた気がする。鍼灸治療受けたいな。

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2020年08月05日

Posted by ブクログ

【内容】鍼灸業界が題材のミステリ。
【感想】鍼灸に関する蘊蓄はほどほど。あまり詳しくやられるよりはこのくらいがちょうどいいかもしんない。ミステリ成分もほどほど。鷹野さんはカバー絵から思ってたほど飄々とはしてなかったのでもう少しそんな感じでかつ出演シーンももう少し増やしてもいいかも。続編あるなら読んでみたいとは思った。

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2019年11月03日

Posted by ブクログ

流行りのお仕事系素人探偵ものです。
この手の作品の魅力は普段は知る事ができない業界の豆知識にあると思うのですが、その点では満足できる内容でした。
ただ、事件は舞台が鍼灸業界である必然性がなく、もう一捻り欲しかったかな。

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2016年03月07日

Posted by ブクログ

『完全なる・・・』から読んだのでまた違った面が見れて良かった。 途中、専門過ぎてツボとかの漢字を曖昧に読み進めたり。 シリーズになれば読みたい。

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2015年08月12日

Posted by ブクログ

鍼灸師・鍼灸のお話。
あまり知られていない業界のことが少し。

東洋医学に興味がある人も良いかもしれない。

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2015年01月11日

Posted by ブクログ

 鍼灸の世界ってこのように構築されているのか……!となった。
 研修医が怖いのはどの世界も一緒だけど、鍼灸の新人さんは怖い。怖いよ。

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2014年12月26日

Posted by ブクログ

「完全なる首長竜の日」が面白かったので、こちらも手にとりました。
全然違う印象です。毎回作風を一新する方なのでしょうか。
本作は日常物のミステリーで、語り手である主人公の五月女が鍼灸院で働くうちに出会ったいざこざ(事件)の顛末が書かれた連作短編集です。
ホームズ役は鍼灸院の先生で[アブダクションだよ]が口癖ですがエイリアンとは関係ありません。
表紙がマンガ絵だと内容まで二次元ぽい世界観で観てしまうのでもったいないと思います。この風潮やめてほしいな。

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2019年11月03日

Posted by ブクログ

義足のわたし。を直してくれたセンセイ。
でも弟子になったら留守ばかり。
センセイの留守中に悪戦苦闘して成長する。
患者さんとも関係を気づいていく。

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2014年07月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

去年末から鍼灸院のお世話になっているため、鍼灸ってこんな感じなのかと驚きの連続。鍼灸師の先生に持病に効くツボを教えていただいたりしているため、作品でもツボの話が出た時、勉強になった。鍼灸院での日常ミステリーなのだがとてもしっかりした作品で読みごたえあり。この作品を読み、やはり鍼灸院に関しては信頼のおける先生に身を任せるしかない。

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2014年06月08日

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