【感想・ネタバレ】完全なる首長竜の日のレビュー

あらすじ

選考委員が即決した『このミス』大賞受賞作!少女漫画家の和淳美は、植物状態の人間と対話できる「SCインターフェース」を通じて、意識不明の弟と対話を続けるが、淳美に自殺の原因を話さない。ある日、謎の女性が弟に接触したことから、少しずつ現実が歪みはじめる。映画「インセプション」を超える面白さと絶賛された、謎と仕掛けに満ちた物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

雰囲気がよく、面白かった。
意識不明の人の精神に入るという設定もめっちゃ好みで、読後感もかなり良かった。

序盤から弟くんが死んでることにはうすうす気づいていた。岬さんと木内くんが出てきたところで、主人公が夢の中にいると予想。珍しくアナグラムにすぐ気づいたから、嬉しかった。

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2024年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SFインターフェースという近未来な機器を介して繰り広げられる夢と現実に魅せられた作品だった。

どこまでが夢で、どこまでが現実なのか、、

序盤はミステリー要素がなかったが、徐々に歪みが明かされるのが面白かった。

アートとか医療の難しい用語多すぎだったけど、ざっと読んでいくと読みやすかった。

画化されているらしいので観てみたい。

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2022年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

よみおわったあと、心底ぞっっっとした。さらさら読めるし、主人公の仕事関係のエピソードもたのしくよめました。おもしろかったです。

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2025年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【2023年7冊目】
物語の中にゆるゆると絡み取られました。どこまでが夢で、どこまでが現実なのか。覚めたと思った途端にまた夢に陥っている。今この感想を書いている私は現実にいるのだろうか、それとも。

現実だと思っていた世界から徐々に夢と現実の狭間に陥っていき、最後ははっと息を呑む終わり方でした。

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2023年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

裏表紙の惹句を読んだ時に、まさか○○じゃないよな、と思ったらその通りだった。十年前の話だし、二十年前ならホントにこれを「衝撃の結末」と真面目に言う向きはいたろうから、時代の流れはあるかも知れない。けれども結末まで完全に予想通りで、これはもう様式美の域だと思う。乾緑郎氏は「ライプツィヒの犬」でも、予想通りのオチだけれど、つまらないわけではないという感じだったから、プロットのひねりより、ディテールの作家さんなんだろう。実際ヒロインの日常生活の手触りとかはよかった。しかしまあ、さすがにこれを「衝撃の結末」と煽られると絶句する。

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2021年06月10日

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