感情タグBEST3
Posted by ブクログ
軽い文体とは、ウラハラに、
書いているテーマは
けっこうずしりと来る。
「いま」に向き合って書かれたものなので
ちょっと賞味期限はあるかも。
読むならお早めに
Posted by ブクログ
「マリー・アントワネットの日記」で知った吉川トリコさんのエッセイ。
おしゃべりな文体と称されているように、賑やかで軽快な文章で読みやすく面白かった。
やおい者(腐女子)だったり、ときメモGSでサマーヌードのような夏を体験したり、
片親、毒親育ちだったりと共感出来るエピソードが多かった。
また、吉川トリコさんのエッセイが読んでみたいです。
Posted by ブクログ
タイトルと表紙の印象から、ジェンダー観強めのエッセイかな、と思いましたが、そんなことは全然なく、様々な価値観に触れたり、時には自分の価値観を主張したり、とても興味深くおもしろかったです。
作中に出てくる、著者が影響を受けた作品に触れてみたい、と思いました。
他の作品も読んでみたいです。
Posted by ブクログ
ー 女性の身体にまつわるタブーよ、くたばれ!私たちはもっと自由になれる。だれかの物差しはもういらない。ー
初めての作家さん。
日頃は人目を気にして言葉に出せない女の面倒くさい、あれこれをズバッと活字で表してくれて、
うんうん分かるよ〜!っと共感できることも多々。
特に冠婚葬祭の恰好や儀式については爆笑でした。
ほんと女ってつくづく面倒くさいな〜と思いながら。笑
ウェディングケーキを食べさせ合うファーストバイトを〝まさに憤死しそうな謎演出。男も女もどちらも自分が食うために働くのだし、どちらかが病める時はどちらかが助ければいいし。〃と言ったり。
ほんとそうだよな〜、ってかなんでもかんでも女任せにして頼るなよ!って共感。笑
葬式で低めのヒールを履いていったら家を出て5分もしないうちに足が悲鳴をあげはじめ、〝マジ苦痛、ファッキン女にヒールを強いるクソ社会だぜ〃と言ったり。ついつい吹き出しました。
なんだか女友達と(実際に似たような友達が居て親近感。)カフェでお喋りしているような気分で楽しく読めました。
2023〜8冊目。
Posted by ブクログ
妊活、食べ物、音楽、服装、キャリア等々、思いつくままにおしゃべりをする感じで書かれたエッセイ集だが、男の私にはあまり理解できない件が多いものの、実感できるものもあり、楽しめた.見たこと、感じたこと、考えたこと、反省したことなどを素直に文章にできるのは、ある意味で特異な才能であると感じている.
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吉川さんのリアルな感情が描かれていて、
「そうなんだ!」と思うことから、
「わかる!わかる!」と思えることまで
たくさん詰まっています!
深く考えすぎず、「面白かった〜」と思える一冊です。
Posted by ブクログ
女性にまつわる偏見を40代の著者が多様な見方で斬っている本。
著者もまだはっきりと割り切れていない部分があるのがリアルで読んでいておもしろい。
私も不妊治療の経験があるので、不妊治療・流産の章は共感が満載だった。「諦めないことより諦めることの方がずっと難しい」「できることなら夫といっしょに子育てがしたかった」など胸が痛い…。
子連れの友達に対する気持ちもわかりすぎる。
Posted by ブクログ
読みやすい文体で書かれていたのでサラッと読んだけど、不妊治療のくだりは結構しんどかったなぁ。
ただ各種エンタメ、コロナだったり本当に直近のことであーわかるわかるって点も多かった。
Posted by ブクログ
いやー、痛快でした。
自分の中で解決しないモヤモヤした思いを吉川トリコさんが
活字にしてくださって。
きれいに晴れ渡った青空に
スコーンと上がったホームランボールを見上げるような
そんな気持ち良さを感じさせるエッセイ。
でも「これで卒業」は、不妊治療をやめると決断した吉川さんのさみしさが伝わってきて涙を誘う。
〈諦めないことより諦めることのほうがずっと難しい〉
この先も読みますよ。
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おもしろかった。ご本人もあとがきでおっしゃっているが、タイムリーな話題や言葉づかいがたくさん出てくるので、後から今の価値観を知るのにとても参考になると思う。というか女性にまつわる自由な考え方はいつまでも「古っ!」にならないでほしい。
Posted by ブクログ
面白くないわけではない、興味深いトピックもたくさんあった。
なのに何故かお腹いっぱいになって最後まで読み切れなかった。
一つ一つのトピックに情報量が多かったのかも。
私にはもう少し短めで一つの話題がサクッと読めるエッセイが合うようだ。
2023.12.17
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2019年9月18日~2021年3月17日までWEBマガジン「考える人」に連載されたものを纏めたエッセイ。
普段思っていても口に出さない、出しにくい事柄を歯切れの良い言葉でスカッと語るさまは爽快だ。
『妊婦はそんなことを言っちゃいけません』に登場する女性医師の言動は人間性を疑い許せない思いに駆られる。
SNSの誹謗中傷にも触れ言葉という物の暴力性について改めて考えさせられる。
目の前にいない相手や芸能人だからといって残酷な言葉を使っていい理由にはならない。
「知らないより知っている方が優しさに近づける」に深く共感。
Posted by ブクログ
「夢で逢えたら」が面白かったので著者のエッセイを読んでみた。
吉川トリコさんの不妊治療の話では、お金がかかるし精神的にも負担になるけれど、何度やっても諦められないというリアルな感情をポップに書いていて印象深かった。
あと、こういうエッセイを書くにあたって、周りの人たちの許可を得ているのかな?と個人的に謎だったので、作家の方たちはこういう風に悩みながら書いてるんだなと知れてよかった。
Posted by ブクログ
普段ほとんどエッセイを読まないのですが私の好きな漫画家さんがTwitterで話題にされていたので読んでみたら、面白くてあっという間に読み終わりました。不妊治療などにおける女性特有の葛藤や、世間のここが変だなというところ、日常でのもやもやなど、ばっさり辛口で突っ込んでくれていて痛快でした。短編だからちょっとした隙間時間に読めます。ただ世代がちょっとズレているからか時事ネタ流行ネタなど正直、なにいってるのか分からないところもあったのが残念。出来れば注釈をつけてほしかったです。あとがきの「思っちゃいけないことなんて、ほんとうはひとつもないはずなのだ。」という一説が心に残りました。
Posted by ブクログ
どこかで読んだことのあるような文章、と思ったら『マリー•アントワネットの日記』の方でした。
女性にまとわりつく固定観念や呪縛など、客観的かつ堂々たる当事者としてあれやこれや書かれているので、あるあるだわ〜と思うことしきり。
ただ、私はサブカルなどに興味や接点を持たずに生きてきたせいか、吉川さんの言い回しや表現がどうにも肌に馴染んでこないことがあるのが残念だった。そこが吉川さんの本の面白いところでもあるのに!
『こうして俺は父になる(のか)』を読んだ時のような、ふーん、今はこういう風に書くのがいいのか。
なんというか、読むのに疲れる。
もっと普通な文章で書くんじゃだめなのか、のような。
はい、分かっています。
個人的な感想であって、何かを否定するつもりはありません。