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Posted by ブクログ
少しずつ味方を集めて、敵にまたは目標に向かって突き進む巻。
これは面白くないわけがない。
ウォルの幼なじみで、今は山の自由民(山賊)の副頭領であるイヴン。
ウォルの育ての親であるフェルナン伯爵の長年の友人であり、ウォルの後見人でもあるドラ将軍とその娘シャーミアン。
デルフィニア屈指の騎士・ナシアスが率いるラモナ騎士団。
いっぱしの国王軍の出来上がりだが、いかんせん国王軍が反乱軍となる現状で、なかなかウォルのもとに駆けつける領主たちは増えない。
しかしあてにならない味方を恃みにすることなく、彼らは自力で前に進む。
ウォルが心から願っているのは王座の奪還ではなく、人質として幽閉されている養父フェルナン伯爵の解放だから、時間をかけているわけにはいかないのだ。
それにしても。
血のつながりが、王の資格たる唯一のものというのは、やはりいろいろな問題を孕んでいるということなんだなあ。
アルスラーンの部下たちは、血のつながりよりも王としての適性が重要であると、割とあっさりアルスラーンの戴冠を受け入れたけど、実際にそんなことが行われたら革命し放題になってしまうので、国の安寧のために血統を重視せざるを得ないんだろうなあ。
Posted by ブクログ
やっぱり、面白い。
ついに、軍勢を手に入れた王様は、一つ目の戦いをすることになります。
そこで、むちゃくちゃな戦法で、敵に勝つ!
なんか、すっきりする。
女の子が、頑張ってるのはかわいいよね。
女の人が強い小説が好きです。やっぱりそういう小説は僕の中では一生の憧れ。
しかし、まぁ、きな臭くなってきました。
あんまり動かなかった黒幕が徐々に動き始める。
それが本当だったら、どうするつもりなんだろう……と、よそ様のことながら心配になってしまう事実を突き詰めようとしています。
ただ、これがあの素晴らしいラストへの幕開けだと思ったら、すごいなぁーと、思う訳です。かっこよす。
何はともあれ。
続きが楽しみ♪ って話です。
読んでる時は、いろいろ感想を書こうと思うんですけど、読み終わったら忘れる。