【感想・ネタバレ】ルームメイトのレビュー

あらすじ

私は彼女の事を何も知らなかったのか……? 大学へ通うために上京してきた春海は、京都からきた麗子と出逢う。お互いを干渉しない約束で始めた共同生活は快適だったが、麗子はやがて失踪、跡を追ううち、彼女の二重、三重生活を知る。彼女は名前、化粧、嗜好までも替えていた。茫然とする春海の前に既に死体となったルームメイトが……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったけど、長編をあまり読まないので読むのが結構大変だった。戻って確認しながら読んでたらなかなか時間かかった。
途中のミスリードに引っかかったけど、消去法で最後は予想通り終わった…と思ったら最後のモノローグで…!
麻美の方は、架空の人格だったのに対して、晴海の方は実在する人だったから、理想とする人格を作ったのかなぁと思ったり…だから実際の人物像とはやや違っていたのかな。

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2024年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こえ〜〜〜〜〜〜
最近怖い話ばっかり聞いてるからこれも結構ホラーだった
古のミステリーの雰囲気好きだわ〜って思いながら見てたら、すんごい展開になった
一気に読んじゃった
こうゆう手法とか展開がミステリ界にはたくさんあってどんどん新しいのが出てくるのだとだと思うと、自分はついてけないんだよなあ
ぜいぜいなってしまう
読みたいテンポのものを読んでいけばいいんだわな
でもこれ30年前くらいなんだよな…すごいよ…

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2022年10月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こちらも創作の参考に読んだ。テンポ感のあるストーリーと文章が非常に読みやすい。最近では叙述トリックと題して読者を騙す手法が数多いが、こちらはその限りでない。登場人物の考え方など明確になっており、 読者側が推理に参加しやすい作品になっている。但し、クライマックスでの犯人が易々と自白するシーンは少し残念、多重人格設定のご都合を感じてしまう。また、登場人物が選んだ結末というのも、やや年季(比較的古い作品なので仕方の無いことではある)を感じた。モノローグ4は必読。

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2025年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

実家の本棚にあったものを読んでみた。

自分が疑っていたこととは全然違う真相で、またしても自分の推理力の無さに残念な気持ちになった。

スマホや携帯電話が普及していない時代ならではの描写も多くて(連絡を取る時は家の電話にかける、相手が家に居ない時は連絡がつかないなど)かえって新鮮な気持ちにもなる。

最初から読み返してみたら伏線にも気がつくのかな。
‘’穴ぼこに落ちる‘’にそんな意味があったなんて。

春海のキャラクターに好感が持てて読みやすかったし、驚きもあって楽しめた。

多重人格について、演技だとか、嘘だとか、色々言われることがあるのは知っているけど、やっぱり本当にそういう人はいるんだと思う。(医学的にどうとかはあまり詳しくないけれど)

でも実際に司法の場で多重人格者の殺人を裁く場合、いくら別人格の犯行だったとしても、それで無罪になんかしてしまったら遺族がいたたまれなさすぎる。
難しいなと思いつつ、わたしはやっぱり、ちゃんと裁かれるべきだと思ってしまうなあ。
だから2人のケンスケの選んだ春海を守る選択については、物語の上では理解もできるけど、現実的によくよく考えると、それは裁かれたとは言えないよねと思う。



あとがきが挟まってのモノローグ4は少し興ざめだったかも。ない方が好きだし、あとがきはやっぱり1番最後に来て欲しい。

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2025年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初今邑彩。多重人格ものはどんでん返しに向いてるけど逆にオチを読まれやすいという欠点があると思う。そこからさらにひっくり返そうとするモノローグ4はちょっと唐突すぎ。別人格はあくまで本人の深層意識が作り出すもので(たぶん)、霊的なものが憑依しているわけじゃないんだから、目の前に実在して頼りにしている工藤をなぜ別人格として作り出すのか納得できない。春海父が出てくるほうがまだしっくりくる。

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2023年02月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今邑さんを好きになった一冊。
学生時代の自分にとってまさにどんでん返しの展開に圧巻した。
10年ぶりに読み返してみると、展開には無理ありまくりだけど、それでも臨場感や含みを持たせたラストが心に残る。エンタメとしてとても面白かった。

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2022年09月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ルームメイトはどこへ行ってしまったのかというところから何者なのかという問題への転換、そしてそのルームメイトが殺されてしまうという展開はスピード感があり、読みやすい。春海が真犯人で実は多重人格者であったというのも想定はできるが面白い展開であった。ただ、春海が謙介の人格を取り入れるという最後の展開は蛇足のように感じた。

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2022年06月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

終盤はちょっと「無茶な!」と思いつつも楽しく読み終わりました。
映画化もされてるんですね。
気になるかも。

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2025年05月28日

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