あらすじ
「きみはいったい何なんだ?」惑星ツァイスから来た短期留学生ダグラスは、リィに、何度もその問いを繰り返すことになる。故国の特殊部隊に命を狙われ、追い回されながらも――。
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Posted by ブクログ
リィが以前、潜入捜査を行った際に、知り合った「ダグラス」という少年に、連邦大学の敷地内で再開した。
彼はリィが潜入捜査を行っていた際、「モンドリアン」という名前で知り合っていたのだった。
まったく違う名前と経歴で生活をしているリィに、ダグラスは当然のごとく「どういうことなんだ?」と詰め寄る。
実はそんなダグラスが命を狙われていて……
という話でした。
真面目に生きている普通の青年が、命を狙われる。
その命をリィたちが守るという話でした。
相変わらずの想像以上の立ち回りだったりしますが、リィもシェラも楽しそうなので何よりです。
テンポのいい痛快なファンタジーコメディをお探しの方にはオススメします。
Posted by ブクログ
「ソフィアの正餐会」でこっそり転校した先の寮長が、連邦大学に短期留学し、偶然リィと再会してしまう。
あの転校はなかったことになっているので、本来あってはならない相手であったのだが、詳しい事情を説明する前に彼・ダグラスは誘拐されそうになる。
それをリィが阻止してしまったため、ダグラスは命を狙われることになった。
なぜダグラスが狙われるのか。
本人には何の心あたりもないというのに、次々に暗殺者がダグラスの前に現れる。
リィ、ルウ、シェラは敵を一網打尽にするべく奇策を立てるが…。
くだらない。
全宇宙を震撼させるような組織が隠密にダグラスを暗殺しようとする理由がくだらなすぎる。
理由を問わず命令に従うのが軍や諜報機関のやり方なのかもしれないけれど、公的機関が私物化されても違和感のない組織はもう、衰退していくしかないのではないだろうか。
費用対効果が悪すぎる。
三人が暗殺者たちを排除して行く様は面白く読んだけど、大人社会のあり方が幼稚すぎて萎える。
Posted by ブクログ
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ファンタジー。 何巻目だろう?
学園物にしたいのかね、作者。(無理です)
金銀、黒、+レティ、ヴァン登場。
夫妻は出てこない。
ダグラス君が再度登場。
人を疑うことを知らない、真っ正直な彼が命を狙われ、リィが彼を守ろうとしてます。
不自然なことこのうえない策を練る敵。
「一日笑いたいのを堪えた」とリィが言いますが、本当に。
雨も降っていないのに、がけ崩れ。川で人が溺れ、崖から人が転落してぎりぎりのところで枝にひっかかり。
すべてリィがなんとかしたので、ダグラス君は事なきを得ますが。
彼が人間不信にならなかったが気になるところです。
最後にはきちんと人が疑える子になりました。(めでたしめでたし