【感想・ネタバレ】つきまとわれてのレビュー

あらすじ

別れたつもりでいても、細い糸が繋がっている。ハイミスの姉が結婚をためらう理由は別れた男からの「幸せな結婚ができると思うな」という嫌がらせの手紙だったというが……。表題作のほか、幼い頃に家出した母に纏わるあり得ない記憶を辿る「帰り花」、ある絵画に隠された秘密に迫る「吾子の肖像」など前の作品の人物が登場する異色の短編集。〈解説〉千街晶之

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集ですが、1話にでてきた登場人物が、2話で語り手として登場し、2話にでてきた登場人物が、3話で語り手として登場するというふうに作られています。
今度は誰が語り手として登場するんだろうと思いながら読みました。

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2025年06月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前の作品の人物が次の話では主役で登場するという、ホラーテイストの連作短編集。
個々とても完成度が高い上に、リレー式の登場人物の「その後」もわかって大変面白い。小気味良く、秀逸な作品集。

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2015年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前の作品の登場人物が次の作品に登場するという、リレー形式の連作短編集。
とは言っても1つ1つの作品は独立した形で楽しめる良作揃い。
短い物語の中でも今邑さんお得意のどんでん返しがしっかりと含まれていたりと、捻りが効いています。
次は誰が出てくるのか?というのも読んでいて楽しめる。
表題作、「吾子の肖像」「生霊」が特に好みでした。
最終話まで読み進め、ああここでそうくるのか!といった感。
構成が良く練られていて、連作短編としての楽しみを感じさせてくれる作品でした。
やっぱり今邑さんは良いなあ。

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2013年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

吾子の肖像がよくできてるなと思った。法月さんの生首に聞いてみろ的な感じ。短編なのに、どこかで登場人物が繋がっていておもしろい。帰り花と生霊が最後繋がるのも良い。

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2020年08月30日

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