【感想・ネタバレ】おはん・風の音のレビュー

あらすじ

妻と愛人、二人の女に惹かれる一人の男。人を愛することの悲しさと難しさ、そこに営まれる情痴の哀愁を美しい上方言葉で描く、昭和文学の古典的名作「おはん」に、女の献身的愛の極致を優艶な文体で浮き彫りにし、人生の深淵を覗き見る「風の音」を併録。

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Posted by ブクログ

いい。

宇野さんは好きな女性小説家のベスト5くらいです。
心情および情景の描写が好きな感じ^^
中村天風さんの門下なんだよね〜。

だからかな?
主人公を取り巻く状況はどうしようもなく悲劇的なのに
主人公は暗くないの。
芯が強いというか、ちゃんと自分の足で立っている感じです。
その、環境と心情の不思議な不一致が、不自然でないあたりが
この作家さんのちからだなぁ、とおもいます。

出てくる男どものどうしようもないこと(爆)
ダメ男くんですねw

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2009年10月04日

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