あらすじ
「あっ!これが死臭なのか・・・・・!!」日本初の「遺品整理のプロ」の心に深く刻まれた46の壮絶な現場。少子高齢化、遺産相続争い、恋愛のもつれ、遺族の不仲、人に知られたくない性癖・・・・。そこには、人の営みの光と影のすべてが凝縮されていました。これまでにない新しい視点と独特の語り口で、圧倒的な読後感が得られるはずです。全国の家主、不動産関係者も必読!
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Posted by ブクログ
「天国へのお引っ越しのお手伝い」
―そのように形容される遺品整理屋さんの「現実にあった出来事」をピックアップした本です。
本当にあるの、こんなこと…と思うような事例も紹介されているのですが、
何よりも「孤独死」に関する事例が一番気になりました。
若くても、突然死することもあるわけで、そういう場合にいかに早く誰かに気がついてもらえるか、というのはすごく重要であるけれど、どうしたらいいの!?と思う部分です。
死んだあとのことは自分には分からないけれど、発見が遅れるとアパートやマンションの場合、苦情などによる精神的なダメージと原状回復の費用という問題があって、これは知らない、で通せるものではないのではないだろうか、と思いました。
これは、おそらく独り暮らしでなくて、家族がいても同じなのではないでしょうか。
そうはいってもね…どうしたらいいのか、すぐに答えが出る問題ではないのだな…と思いました。