【感想・ネタバレ】ハンニバル(上下)合本版(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

あの血みどろの逃亡劇から7年――。FBI特別捜査官となったクラリスは、麻薬組織との銃撃戦をめぐって司法省やマスコミから糾弾され、窮地に立たされる。そこに届いた藤色の封筒。しなやかな手書きの文字は、追伸にこう記していた。「いまも羊たちの悲鳴が聞こえるかどうか、それを教えたまえ」……。だが、欧州で安穏な生活を送るこの差出人には、仮借なき復讐の策謀が迫っていた。 ※当電子版は新潮文庫版『ハンニバル』上下巻をまとめた合本版です。

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クラリスはどうなってしまうのだろう、クラリスにはあまり酷い運命を突き付けないでほしい。
レクター博士もまたどうなるのだろう。逃げきれるのか、捕まるとしたら誰に?

ハラハラしながら読みましたが、ラストだけは想定外で、ワンダーランドに入ったようなふしぎな感覚でした。
このラストはずるいぞと思いながら、なんだかほっとしたり、安堵する自分がいました。

本当のクラリスはどこにいるのか?
目覚めているのか?

クラリスとレクター博士の生涯が尽きるまでに、まだ何が起こるかわかりませんが、私もバーニーのように詮索せず、本を閉じます。
「知りすぎないほうが」ですね。

#感動する #ドキドキハラハラ #深い

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2024年07月30日

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