【感想・ネタバレ】会津恋い鷹のレビュー

あらすじ

鷹の野性を愛した女を描く凄艶な時代長編。無辺の空を映す鷹の眸に魅入られたさよは、長じて城下の鷹匠に嫁ぐが、戊辰の動乱は鷹との幸せを奪い去る。束縛を逃れて高く飛翔する魂を描く、感動の長編小説。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

廓の雰囲気を復習したくて資料代わりに引っ張りだしてきました。
一揆のカタストロフィと、分家の叔父さんの暗い情念をつきつけられるシーンはいつ見てもおそろしい。
全編舐めるように読むわけではないけど、皆川博子の中でもすごく好きな作品のひとつ。

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2009年12月17日

Posted by ブクログ

鷹匠に嫁いださよは時代に弄ばれ数奇な運命を歩みながら、魂をいつも孤高の鷹に託し、流されながらも飛翔してゆく。
乱世玉響とテーマが近いんじゃないかと思えるのですが。セットで読むと皆川博子の一面がすごくわかる。何故か時代物だけなのよねこの展開。なぜでしょうなあ。

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2009年10月04日

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