【感想・ネタバレ】ビンティ ―調和師の旅立ち―のレビュー

あらすじ

天才的数学者で、たぐいまれな調停能力を持った〈調和師〉でもあるビンティは、巨大エビ型生体宇宙船に乗って銀河系随一の名門、ウウムザ大学をめざす。だがその途上で恐ろしい事件が……。敵対種族との抗争を、才気と能力で解決してゆく少女の波乱万丈の物語

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Posted by ブクログ

ネタバレ

数理フローや数式は唱えるに留まり、すうと息を吐く
多種多様な構成は脳内映像化おぼつかず、それでも凄惨な場面では思わずファイブファイブファイブ、、、これいいかも

個人の尊厳から人種・人類が抱える大きな問題まで、世態が複雑極める中、地球ベースだけでなく宇宙全体に展開し広げる壮大なテーマ
宇宙レベルにすると、抱える問題たちがとてもちっぽけに見えてくる

「調和:ハーモニー」
なんてシンプルな言葉だろう

ハード系じゃないことが分かった時点で、なんとなく勝手に新井素子的にビンディを変換して読む
そのくらいこの重厚なテーマをラフに持ってこれる、作者のスゴイところか

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2021年10月08日

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