あらすじ
茉莉は俺に、何か大事なことを隠している気がする。
言葉で無理に聞き出さなくても、この力があれば彼女を助けられるかも……。
そう思った大貴は、茉莉の“心の声”を聴こうと試みるが……?
人付き合いからも、恋愛からも遠ざかってきた代償が大きすぎる…大人同士のもどかしいラブ(?)ストーリー、第3話!
感情タグBEST3
匿名
臆病で優しい彼らがなけなしの勇気をふるって相手のために行動する姿にグッときました。それは不器用で見ていられないような時もあるのですが、人の誠意だとか真心といったものが感じられるとても素晴らしい展開でした。
自分の能力を使って茉莉ちゃんの事情を知って力になろうと決心したはいいけれど、なかなか触れることができない主人公の純情がかわいいです。
茉莉ちゃんの行動自体は勘違いだったみたいですが、悩みはやっぱり抱えていそうです。これをきっかけに主人公が自分の力ともっと向き合うことになるんだろうなって思います。
主人公が心の声が聞こえるのは触れたらではなくて手を握ったらだったので、茉莉ちゃんの心の声は聞こえずじまいでしたが、主人公はこの力を使うことに決めたみたいです。
匿名
あ〜いろいろ気になります!
ヒロインは何を隠しているのかな?
知りたくないことを知ってしまうのはしんどいけど、いざ知ろうと触るのもまたしんとい気がする
秘密
夜中、橋から、昔溺れた川を身を乗り出してのぞき込む茉利。自殺を懸念した大貴が慌てて止めるが、それは勘違いだった。しかし、思いつめたような茉利のその様子が、大貴は気になって仕方ない。
匿名
三話目
主人公の佐々大貴にはある特殊な能力を持っている。
それは手と手が触れ合うとその相手が何を考えているかわかるというものだった。
小さいころはそれを使えば人生楽勝かと思っていたがどんどん歳を重ねるにつれマイナスな面も見えてきた結果、人間関係に奥手になり、29歳という年齢になっても彼女がおらず、東京に出たいという思いを抱えながら地元の家業の酒屋で働いていた。
そこに中学生の時に転校したっきりの幼なじみの茉莉がやってきた。
茉莉と手が触れたことにより彼女の考えていることがわかるが言葉と一致していることから昔のことを思い出す。
彼女が転校しなければどういう人生を歩んでいたかと感慨にふけっていると彼女のミステリアスな部分も見えてくる。
そうすると自分がされて嫌な詮索を彼女に対してしてしまいそうになり……。
人の考えていることは分からないことが前提だけど触れたら人の考えていることがわかる大貴がそれでも茉莉のことがわからないというのが彼の一歩前に進む成長を見られているようでよかった。
なんでまつりちゃんの心の声が聞こえなかったんだろう?って思ったけれど、単なる接触じゃなくて、手を握るっていうのがポイントだったんだって今更ながらの気づきです。
助けようとしたときに、まつりちゃんの心の声が聞こえてくるパターンだと思っていたら、そうではなかったです。まつりちゃんに何があったんだろう?