藤田令伊のレビュー一覧

  • 「わからない」人のための現代アート入門~どう見る? どう感じる? 何を見つける?

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    「現代アート、正直気になるけど楽しみ方が分からない」私にぴったりだった。
    アートから問いを汲み取ること、それを愉しむことへの入門で、これから展示に行くのが楽しみ

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    2024年09月14日
  • 「わからない」人のための現代アート入門~どう見る? どう感じる? 何を見つける?

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    現代アートへの入門編としてとても良書だと思う
    どうアートと向き合うべきなのが、どんな要素が現代アートをアートたらしめるのか、等々現代アートの学びをこれから始める上で大変参考になった

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    2024年06月09日
  • 「わからない」人のための現代アート入門~どう見る? どう感じる? 何を見つける?

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    現代アートの見方について、知識を持って見ることと、ただ楽しんで見ることとは両方大事というのが納得した。
    まずはアートから感じる問いについて考えながら見てみようと思う。
    それから、現代アートは作家が意識していなかったとひても時代を表している、というのもなるほどと思った。
    何が表されているのか、考えてみたい。

    日本の文化は輸入→模倣→独創というプロセスを経ることが多く、現代アートは現在、模倣→独創の段階にあるのではないかという考察は面白い。

    また、現在はアートとデザインを越えようとしている時
    なのではないか、という考え方も面白い。

    ただ、やはり美術館で見る現在アートの「これはアートなのか?」

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    2024年12月16日
  • 「わからない」人のための現代アート入門~どう見る? どう感じる? 何を見つける?

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    よく分からない現代アートの世界を
    シンプルに教えてくれる、良い入門書。
    意外とこういう本ないから、
    とても役立つ。

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    2024年06月10日
  • フェルメール 静けさの謎を解く

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    フェルメールの特徴を「静けさ」という観点から述べている一冊。フェルメールの絵の魅力の秘密が分かりやすくまとめてあるので、フェルメールに興味のある人は読んでみたらいかがだろうか。個人的にはデ・ホーホとテル・ボルフの絵画を一度見てみたいと思った。

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    2012年10月31日
  • フェルメール 静けさの謎を解く

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    ネタバレ

    先日、フェルメール・センター銀座の「フェルメール光の王国展」に行き、「真珠の首飾りの少女」しか知らなかった私ですが、すっかりフェルメールの絵に魅せられてしまいました。
    もっとフェルメールについて知りたいと思い、手にした本。
    『フェルメールの静けさの謎を解く』
    彼には”静謐の画家”という異名が冠せられていますが、「なぜフェルメールの絵が静かなのか」という問題に真正面から語られた本は今までなかったそうです。本書はいろいろな切り口から、そこを紐解いていきます。
    筆者は「フェルメール美術館」というウェブサイトを運営している藤田令伊氏です。

    ・フェルメールブルー
    当時、身近な自然に存在しない青は高い精

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    2012年02月29日
  • 「わからない」人のための現代アート入門~どう見る? どう感じる? 何を見つける?

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    他の現代アートについての本と読むと分かりやすいと思う
    実際の写真や絵などが少なめ
    1980前と後の現代アートの違いなどをわかりやすく説明されていた

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    2025年09月14日
  • 「わからない」人のための現代アート入門~どう見る? どう感じる? 何を見つける?

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    現代アートが「わからない」ことの理由や、向き合い方について考えさせてくれる(教えてくれてる、という感じではない)。
    もう少しわかるようになってから…というより、今のアートに思うところができてから読むとまた響き方が変わりそう。
    東京のアートサイトや地方のアートイベントを紹介してくれてるのが個人的に好きだった。

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    2025年01月16日
  • 「わからない」人のための現代アート入門~どう見る? どう感じる? 何を見つける?

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    歴史背景、今見られる場所、デザイン化消費化の問題、各地のプロジェクトなど、日本における現代アートという位置付けなら最初の本として悪くない。
    特に質の低さ、日本における批評性の低さ、失敗した地方プロジェクトへの言及もあるのは良。
    国際的なアートの盛り上がりと高騰化をイメージして手に取るのはこの本じゃない。

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    2024年11月11日
  • 「わからない」人のための現代アート入門~どう見る? どう感じる? 何を見つける?

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    現代のアートが消費的鑑賞の側面が強いことを批判する色が強く、少し読みづらい。このタイトルなのだから筆者の考えではなく事実を連ねて欲しい。

    現代アートの基本DNAはアヴァンギャルド。現行の体制や思想に対する批判性。
    日本は、狩猟採集ではなく農耕民族なことも影響がある為か、アヴァンギャルド性が低い。また、「アートのデザイン化」が進んでおり、これがどのような結末を迎えるかは不明。
    ただし、マーケティング目線で描かれる消費的アートは、アートとは言えないだろう。これには、作者の関心や探究心、そして感動や問などが希薄であるためである。

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    2024年11月05日
  • 「わからない」人のための現代アート入門~どう見る? どう感じる? 何を見つける?

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    2024.06.06 また、別の視点から現代アートを見つめることができた。全体としては少し散漫な感じがしたが、これはこれで良いのかも。

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    2024年06月06日
  • フェルメール 静けさの謎を解く

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     今や日本人のとっても好きな画家のトップクラスに入るフェルメール作品について、「静かさ」という切り口で問いかけていく、中々に面白い企画である。
     使用された素材(アズライトよりも鮮やかなラピスラズリ(ウルトラマリンブルー)、構図、削除・抑制のよる描き方、光そのものの捉え方、その光が当時のオランダ特有といえるような光であるなどなど非常に興味深い。
     それにしても筆者は勿論調べているのであろうが、フェルメール作品の静謐さのピークというのを『青衣の女』と捉えているように思える。
     フェルメール作品を全て見たことはないが、成程その静謐さが凋落していく作品にあって、フェルメールの置かれた環境や体調など大

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    2021年05月05日
  • フェルメール 静けさの謎を解く

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    何でもそうですが、絵画鑑賞には周辺知識が必須。それが絶対的に不足していると痛感しましたわ。
    それにしてもデルフト眺望はmasterpieceと呼ぶに相応しい。

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    2017年08月27日
  • フェルメール 静けさの謎を解く

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    フェルメールはなぜ"静謐の画家"と呼ばれるのか。

    分析の対象として
    《窓辺で手紙を読む女》
    《牛乳を注ぐ女》
    《窓辺で水差しを持つ女》
    《青衣の女》
    《真珠の耳飾りの少女》
    《天秤を持つ女》
    《真珠の首飾り》
    といった作品がメインで取り上げられています。

    フェルメールの絵画が静かに見えるということについて、色、構図、描かれた女性、意味(寓意)、光を手掛かりにしながら、著者なりの仮説が提示されます。

    様々な要素からの解説は、フェルメールにとどまらず、あらゆる絵画を見る時の参考になるものもあり、鑑賞の一助となる本かと思います。

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    2016年01月02日
  • フェルメール 静けさの謎を解く

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    フェルメールの絵は何度か観にいったことがあったけど
    こんな見方もあったとは!

    「牛乳を注ぐ女」の窓はほんの少し割れている。
    これが一番印象に残りました。

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    2012年02月08日
  • フェルメール 静けさの謎を解く

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    大事だよね謙虚さって。自分がちょっと調子のいいときは、ついつい大きな声を出してしまいがち。そんなときに客観的・俯瞰的に自分を見れるかどうか。この本を読んでふとそう思った。

    フェルメールの絵は凛として静謐。フェルメール絵画の「静けさ・静謐さ」にスポットをあてた新書。主にピーク期の絵中心。青衣の女あたり。
    著者はアートライターらしいけど、自分みたいなミーハーにわかファン目線で書いてくれているから、とても面白く読めた。新書としての役割は十分まっとうしている。

    今年はマウリッツハイス展もあるから、フェルメール関連本いっぱい発売されそうな予感。

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    2013年01月23日