あらすじ
わかると超面白い!現代アート入門書。
現代アート最前線の作品や展示を丁寧に取り上げ、誰にでもわかる言葉で解説した1冊。
現代アート鑑賞が人のスキル向上にどう役立つのかを独自のデータで実証。
おススメの美術館やアートプロジェクトのガイドなど、
現代アートの「いま」が全方位から理解できる!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「現代アート、正直気になるけど楽しみ方が分からない」私にぴったりだった。
アートから問いを汲み取ること、それを愉しむことへの入門で、これから展示に行くのが楽しみ
Posted by ブクログ
現代アートへの入門編としてとても良書だと思う
どうアートと向き合うべきなのが、どんな要素が現代アートをアートたらしめるのか、等々現代アートの学びをこれから始める上で大変参考になった
Posted by ブクログ
現代アートの見方について、知識を持って見ることと、ただ楽しんで見ることとは両方大事というのが納得した。
まずはアートから感じる問いについて考えながら見てみようと思う。
それから、現代アートは作家が意識していなかったとひても時代を表している、というのもなるほどと思った。
何が表されているのか、考えてみたい。
日本の文化は輸入→模倣→独創というプロセスを経ることが多く、現代アートは現在、模倣→独創の段階にあるのではないかという考察は面白い。
また、現在はアートとデザインを越えようとしている時
なのではないか、という考え方も面白い。
ただ、やはり美術館で見る現在アートの「これはアートなのか?」というモヤモヤは残るなぁと思った。
そのモヤモヤがアートなのだと言えるのかもしれないけど、作品の背景について展覧会でもう少し説明してくれたら身近に感じて考えられるのになぁと思う。
Posted by ブクログ
他の現代アートについての本と読むと分かりやすいと思う
実際の写真や絵などが少なめ
1980前と後の現代アートの違いなどをわかりやすく説明されていた
Posted by ブクログ
現代アートが「わからない」ことの理由や、向き合い方について考えさせてくれる(教えてくれてる、という感じではない)。
もう少しわかるようになってから…というより、今のアートに思うところができてから読むとまた響き方が変わりそう。
東京のアートサイトや地方のアートイベントを紹介してくれてるのが個人的に好きだった。
Posted by ブクログ
歴史背景、今見られる場所、デザイン化消費化の問題、各地のプロジェクトなど、日本における現代アートという位置付けなら最初の本として悪くない。
特に質の低さ、日本における批評性の低さ、失敗した地方プロジェクトへの言及もあるのは良。
国際的なアートの盛り上がりと高騰化をイメージして手に取るのはこの本じゃない。
Posted by ブクログ
現代のアートが消費的鑑賞の側面が強いことを批判する色が強く、少し読みづらい。このタイトルなのだから筆者の考えではなく事実を連ねて欲しい。
現代アートの基本DNAはアヴァンギャルド。現行の体制や思想に対する批判性。
日本は、狩猟採集ではなく農耕民族なことも影響がある為か、アヴァンギャルド性が低い。また、「アートのデザイン化」が進んでおり、これがどのような結末を迎えるかは不明。
ただし、マーケティング目線で描かれる消費的アートは、アートとは言えないだろう。これには、作者の関心や探究心、そして感動や問などが希薄であるためである。