西野仁雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
2007年、大リーグ入団以来7年連続で「200安打100得点30盗塁以上」を達成し、ゴールドグラブ賞を受賞したイチロー。
世界最高の選手である彼のプレーを制御する脳は、いったいどうなっているのか?
卓抜したセンスを持ちながらも「努力の人」であるイチローに、彼の脳はどう応えているのか?
イチローの少年時代から現在までの行動と活躍を追いながら、人間の脳の働きと発達のメカニズムが自然にわかる、もっともやさしい脳科学の本。
[ 目次 ]
第1章 数字で見るイチローの驚異(7年連続の200安打達成 偉業で見るイチローのプロフェッショナル ほか)
第2章 イチローの活躍を脳生理学から考える -
Posted by ブクログ
イチローの業績を脳の働きという観点から解明しようと試みた本。
という印象をタイトルから受けます。
それは必ずしも間違っているわけではないけど
メインテーマにしてはいささかそれに割く分量が少なく感じました。
それは、
脳の機能に関する説明からはじめなければいけなかった事
イチローの残した業績の説明が端々に挿入されていた事
学術書ではないので、簡単に脳とイチローの考え方が書かれていた事
の3点から来る問題だと思います。
ただ、著者が伝えたい事は本質的には、イチローと脳、といった個別的な関係ではなく、
人間(の脳)は気持ちの持ちようによって変わる事ができる、という事
そして今を生きる人々に希望